子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 野沢温泉外湯巡り > 2-1秋山郷に行くのか行かないのか
秋山郷に行くのか行かないのか。
これだけで昨夜は1時間以上話が行ったり来たりした。
秋山郷に行くことはtakayamaさんが立てた当初の計画にあったが、雪解けの遅かった今年は雑魚川林道が開通していないという事情もあって、最奥の切明温泉まで行って戻ってくるのは負担が大きすぎる。
がしかし、大雪が降れば孤立しかねない集落で生活している人々の歴史や環境を考えて秋山郷とはすなわちどういうところなのかを知りながら、切明温泉まで行かないことには本当の秋山郷を訪ねることにはならないし、かつ、そこまで行かれないくらいなら今回行かなくて良いのではないかとはやませみさんの意見。
一方、私を始め、秋山郷にまったく行ったことの無いメンバーや、秋山郷に行くことを期待して参加した部分のあるメンバーは、行かれるところまででもいいから行ってみたいという気持ちもある。
結局、全員にとって希望の形とはいかないが、全体の折衷案を取って小赤沢温泉と屋敷温泉を訪ねて再び津南に戻り、今回は帰ることになった。
眠すぎる。
でもあやさんとえんぴつさんの二人は暗い中、朝風呂に出かける支度をしていた。
二人とも私より遅く寝たのに頑張るなぁ。聞いたら3時間位しか寝ていないとか。
時計を見たらまだ5時半ぐらい。
一緒に行こうかと体を起こしかけたけど眠すぎてすぐに動けない。
二人は昨日入りそびれた河原湯から行くような話をしていたので、別行動をすることにした。寝起きが悪い自分は足手まといになりそうだったし、自分としては何より未湯の秋葉の湯を優先的に訪ねたかったので。
二人が出かけてしまってから泥のように重い体を持ち上げ、ようやくタオルなどを揃えた。
昨日は外湯巡りの行程をのび太さんに任せきりにしてしまって地図ひとつ見なかったけど、どれどれ、秋葉の湯はどこにあるんだ？
やませみさんに作ってもらったマップを広げて確認。
静泉荘から見ると、静泉荘を中心にした円周上に上寺湯、麻釜の湯、河原湯、松葉の湯、十王堂の湯、横落の湯などが点在する。
唯一未湯の秋葉の湯はそれらよりもう一段遠いところにあり、最短ルートを通るとして、ちょうど道の途中に十王堂の湯がある感じ。
じゃ、まず十王堂の湯に行って、秋葉の湯に行く。ここまでは決まり。
あとは余裕があったら秋葉の湯の帰りは遠回りして新田の湯と横落の湯に入って静泉荘に戻る。
ちょうど昨日は静泉荘から見て北側の外湯を回ってきた。
今朝は昨日回っていない南側の外湯を攻めることにしよう。
ただし、一番南の中尾の湯までは行かない。
なんだかんだで一つだけ遠いし、中尾の湯は今までに一番沢山入ったことがある外湯だから。