静泉荘を出て大湯方面に向かう通りに入ると、何だか道の両側にテーブルを出してジャムや漬物や民芸品を並べた市が立っていた。
ああそうか、これは義満さんの外湯巡り計画に書いてあった朝市だ。
ちょっと気になったけど、今から何か買うと外湯巡りの荷物になるし、また後で寄ればいいかとその場は通り過ぎてしまった。
朝食の後にもう一度行ってみようとしたけど、えんぴつさんにもう終わってると言われてがっかり。
やっぱりあの時買い物をしておけば良かったのか。
とりあえずその時は朝市の閉まる時間も知らなかったので先を急いだ。
大湯には行かず、途中で右に折れて十王堂の湯へ。
ここは建物が独特というか、形や窓は実は凝っているんだけど、全体の印象はコンクリで殺風景というもの。
お湯は野沢温泉では一般的な麻釜に湯ノ宮源泉を足している。
前に行った時は混んでいたんだっけな。
今朝は時間も早いことだし空いているといいんだけど・・・。