野沢温泉 横落の湯【共同浴場】

横落の湯(よこちのゆ) バスターミナルや観光協会から近い外湯

  • 所在地 389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9784 TEL 0269-85-3155(8:30~17:30 野沢温泉観光協会)
  • 泉質 単純硫黄温泉(アルカリ性低張性高温泉) 源泉名 茹釜+下釜+円釜+竹伸し釜+御嶽
  • 利用可能時間 4月~11月 5時~23時、12月~3月 6時~23時
  • 利用料 野沢温泉宿泊者 無料、日帰り利用者 寸志
  • 設備等 男女別内湯
  • 私がたびハピに寄稿した「野沢温泉外湯」が登場するプラン記事⇒野沢温泉外湯めぐりモデルコースと集印めぐりの楽しみ方
  • ※外湯の浴室画像は2021年に正式に取材を申し込んで撮影させてもらったもの及び2015年以前のものです。
お得情報野沢温泉湯めぐりに便利な野沢温泉共同浴場マップも併せてご利用下さい。他の野沢温泉共同浴場情報を調べる目次としても利用できます。

[2021年12月・2015年5月のデータ ただし利用時間等は2021年12月のデータ]

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  • 温度★☆☆☆☆ 泉質★★★★☆   野沢のお湯は全般的に熱い
  • 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★★☆ バスターミナルや観光協会に近くて便利 

野沢温泉 横落の湯【共同浴場】の温泉動画【15秒】温泉動画


野沢温泉 横落の湯【共同浴場】 体験レポート

野沢温泉横落の湯の外観 野沢温泉横落の湯の入口
横落の湯の外観と半地下になっている入口。2010年当時は同じ建物に野沢温泉民宿案内所が入っていた。

ぐるぐると野沢温泉の外湯を回った帰り道、通りがかりの横落の湯を訪ねてみることにした。
ここは大通り沿いなのでアクセスがいい。
ただ、同じ建物の民宿組合の案内所が目立つ(2010年当時)ので、その地下に共同浴場がくっついているということを、知らなければ気付かないくらいだ。

横落の湯の源泉は、泊っていたかねか荘から一番近い中尾の湯と同じ麻釜(茹釜・下釜混合)源泉だ。
同じく麻釜(茹釜・下釜混合)源泉の外湯は他に新田の湯十王堂の湯があるが、十王堂の湯にはさらに湯の宮源泉も混合されている。

横落の湯に入る

民宿案内所の階段を上った正面入り口ではなく、横の地階入り口に「横落の湯」の看板が掲げられている。
半地下に降りる階段を下りると男湯と女湯の入り口があって、奥の女湯の戸をあけると中は閑散とした先ほどの真湯とは対照的に大層賑わっている様子が見て取れた。

野沢温泉横落の湯の浴室 野沢温泉横落の湯の湯口
横落の湯の浴室と湯口。浴室全体の画像はクリックで拡大。

スキー客が半数、地元が半数というところだろうか。
それほど広くない空間だが、まあるい御影石の浴槽がとても良い雰囲気だ。円形の浴槽ってなんだか欧風でおしゃれだよね。
一番奥に湯口があり、湯口のそばに加水用の蛇口があり、両方から勢いよくお湯や水が投入されていた。
浴槽に近づこうとすると、床がとても滑りやすいことに気付いた。
掛け湯をしてそうっと入ると、これまた先ほどの真湯とは対照的にとても入りやすい温度だった。
あれだけ水を入れているのでしょうがないのだろうが、野沢らしくないと言えば野沢らしくないぬるまり度だった。

横落の湯のお湯

お湯の色は無色透明。
臭いそのものはあまり無かった。
お風呂の周りが滑りやすいと思ったが、それはお湯の性質によるものだったらしい。
お湯そのものがとてもすべすべする。
肌をするすると滑る感触が心地よい。

横落の湯の浴室全体

そろそろ上がろうかと体を拭き始めたら、湯口からお湯を取って髪を洗っていた入浴客が、「さっき地元の方にアドバイスしてもらったんだけど、湯口の源泉と水を混ぜて上がり湯に使うととても気持ちがいいそうですよ」と教えてくれた。
さっそくやってみる。
いいよね。こういうアドバイスのリレーって。

野沢温泉横落の湯の看板 野沢温泉横落の湯の入口から覗き込んだところ
横落交差点からこの看板が見えないとわかりづらい

そんな感じでいつも観光客で賑わっているイメージの横落の湯だったが、2015年の朝風呂に訪ねた時は誰もいなかった。

横落の湯の脱衣所

熱いけど熱すぎない。強制的に水が足されているのか、ほぼ適温といってよい。
すっきり綺麗な無色透明なお湯。
肌触りはするすると滑る感じが強い。においはマッチ臭。湯の花は探せばやっと見つかるぐらいにごくわずか。

一人で入っていると地元の人らしいお姉さんが入ってきた。
マッチのにおいに混じってシャンプーのフローラルな香りがほわほわと湯気と一緒に漂ってきた。

野沢温泉横落の湯

※ 他の野沢温泉外湯を調べる→野沢温泉共同浴場マップ