■熱気球ツアー概要■
ケアンズ近郊アサートン高原の北にあるマリーバでは熱気球によるフライトが体験できる。午前中の半日ツアーなので時間を有効に使える。帰国日の朝に参加することも可能。
早朝のツアーなので早起きをしないとならない。何しろケアンズのホテルを朝四時半頃、ポートダグラス発なら三時台には出立しなくてはならないから。
通常フライトは続けて二回行われ、一回目は暗いうちに飛ばし日の出を、二回目は野生のカンガルーなどを見られると言われている(絶対ではない)。
一回目に乗る場合は、ケアンズから帰国する便の飛行機にも間に合う。二回目に乗る場合は気球の後かたづけなども体験することができる。
各ホテルから送迎バスでマリーバに向かい、トイレ休憩の後、その日の天候や風向きなどを考慮して決められた発着場所から離陸、飛行、着陸を行う。
フライト終了後、スミスフィールドのジャプカイ・アボリジナル文化センターでビュッフェ形式の朝食となる(ホットエアー社の場合)
料金的に熱気球はどうしても高額になるが、安全性や必要人員の確保などを考えると適正額と思われる。
ホットエアー社、レージングサンダー社では必ず日本人ガイドがついて必要な事前説明などをしてくれるため、英語が不自由でも心配ない。
保険料一人25ドル(大人・子供同料金)はツアー料金とは別に現地で支払いをする必要がある。現金の他、TC、カード払いも可能。
■熱気球ツアーを催行するホットエアー社の連絡先■
Hot AirPO Box 5115, Cairns, Queensland 4870, Australia
TEL: +61 7 40392900 FAX: +61 7 40392800
フリーダイヤル 1800 800 829
公式サイトURL http://www.hotair.com.au/(英語)、http://www.hotair.com.au/japanese/(日本語)
メールアドレス: hotair@hotair.com.au、res@hotair.com.au(予約専用)
■ツアー申し込み方法■
上記ツアー主催者に直接申し込むか、現地オプショナルツアー会社、または(ツアー旅行であれば)参加ツアーの現地デスクなどで申し込む。ネットならトラベルターザン社が安価で安心。
■子連れお勧め度■
ホットエアーとシャンパンバルーンの熱気球は4歳以上でないと乗ることができない。レージングサンダーの熱気球は5歳以上でないと乗ることができない。
(オーストラリアの法律上は3歳以上で乗ることができる、後は各社の取り決めによる)。
120センチ以下ではバスケットの上に顔を出すことができないため、ちょっとつまらないかもしれない。その場合は親が時々抱き上げてあげるか、昇降用の穴から下をのぞくしかない。
■パームコーブ、ポートダグラス発着の便利度■
ケアンズの他、パームコーブ、ポートダグラスなどどこからでも送迎してもらえるが、ポートダグラス発は割高の上、朝が早い。宿泊ホテル以外からの送迎を希望する場合は、ツアー代行業者などに相談してみると良い。
ポートダグラス泊だった我が家は、途中で自由に観光しながら帰りたいという希望もあり、朝食会場であるジャプカイでピックアップしてもらった。
■参加した感想■
前からずっと乗ってみたいと思っていた熱気球にやっと乗ることができた。特に気球が飛び立つときが感動的だった。空から生身で地上を見下ろすのも不思議な体験。気球の後かたづけも面白かった。夜明けのマリーバはとても美しかったが、とにかく身を切るような寒さだったので、子供たちはぶるぶると震えていた。
子供たちの感想は「面白かった」。
なお、残念ながら上空からカンガルーは見つけられなかった。
(2004年7月体験によるコメント よしか)
■熱気球が登場する旅行記■
ポートダグラス楽園日誌2004の以下のページに登場。3-1夜明け前
3-2黎明のサバンナ
3-3熱気球で大空へ
3-4舞い上がる
3-5バルーン・フライト
3-6ピーナッツ畑に着陸
3-7撤収
3-8ジャプカイ・アボリジナル文化パーク
■補足■
ケアンズ(マリーバ)の熱気球は、ホットエアーの他にレージングサンダー、シャンパンバルーンなどもツアーを行っている。レージングサンダー http://www.ragingthunder.com.au/(英語)、http://www.ragingthunder.com.au/japanese/(日本語)
シャンパンバルーン http://www.balloonflights.com.au/(英語)