■ケアンズ概要■
子連れ旅行にお勧めの街。東京・名古屋・福岡などから直行便が飛んでおり、ここケアンズを起点に北はポートダグラスからケープトリビュレーションまで、西はキュランダ、マリーバ、アサートン、チラゴーまで、南はイニスフェイル(パロネラパーク)、ミッションビーチ、タリーまで、そして東は海路をグレートバリアリーフまで、足を延ばして楽しむことができる。
■ケアンズに泊まる■
高級ホテル、リーズナブルなホテル、コンドミニアム、何でも揃っている。ツアーで使われるようなメジャーなホテルでは、日本人スタッフをそろえているので海外旅行が初めてでも、語学力が心配でも問題なし。
その反面、あまりに日本人が多く、町中にも日本語が氾濫しているので、もうちょっと「海外に来ましたーっ」という雰囲気が欲しい人は、パームコーブ、ポートダグラスなどがお勧め。ケアンズから離れれば離れるほど日本人比率は下がっていく。さらにもっとマイナー好みであればアサートン高原かミッションビーチに泊まるのも良し。大人の隠れ家をお探しならモスマン・ケープトリビュレーション方面もチェック。
グレートバリアリーフクルーズ(例 グリーン島、ミコマスケイなど)、動物探検ツアー、ラフティング、熱気球、キュランダ往復などの現地発着ツアーは、ほとんどケアンズのホテルから送迎が付き、しかも送迎料は基本料金に含まれることが多い。もちろんナイトマーケット、DFSガレリアなどは中心部のホテルに泊まっていれば歩いて行かれるので、ケアンズに泊まった場合はレンタカーなど借りなくても不自由は無い。
ケアンズ市内の子連れお勧めスポットとしては、マディーズ公園、スイミングラグーン、レインフォレストドームなどがある。
■ケアンズの天気・ケアンズの気候・季節はいつがいいのか?■
日本の夏休みに行くと現地は冬にして乾期。晴れる日が多く、空気も乾燥して過ごしやすい。昼間は半袖でOK、朝晩は冷える日が多い。
グレートバリアリーフにクルーズしても、キュランダなどを訪問しても、快晴の空を背景にすれば絵になること間違いなし。海中の透明度も高く、潜ったりシュノーケルしたりすれば、カラフルな世界が展開する。
その反面、いくら暑くても泳ぐには適さない。ホテルのプールは水が冷たすぎ(向こうの人はそれでも泳いでいるが)、グレートバリアリーフでも寒がりさんはウェットスーツをレンタルした方がいいだろう。
日本の冬休みに行くと現地は夏にして雨期。
雨が降りっぱなしということはないが、すかっと晴れる日は少ない。気温が高いのでプールでも海でも(ビーチではクラゲよけの囲いの中で)湖やクリークでも泳げる(くれぐれもワニのいない場所で)。日本が寒い時期である分、現地の暑さが嬉しい。子供たちは大喜びかも。
滝も迫力あり。ぜひともキュランダ観光鉄道かスカイレールに乗ってバロン滝を見に行こう。ミラミラ滝などテーブルランドの滝もいい。
反面、曇りがちなので冴えない写真が多くなる。南十字星も見られないかもしれない。
日本のゴールデンウィークなど春や秋を狙ってみる。
雨も晴れもほどほどに。
運が良ければちょうど晴れて泳げる日が続くかもしれない。運が良ければね。
ちなみにゴールデンウィーク頃は風が強いのでグレートバリアリーフに行くクルーズ船はかなり揺れる覚悟を。
■子連れにケアンズがお勧めなわけ■
・機内拘束時間が短い元気のいい子供を連れて飛行機に乗るのは苦心惨憺。少しでも機内拘束時間は短いにこしたことがない・・・でしょ?
ハワイよりずっと近いです。グアム・サイパンにはちょっと負けます。
もちろん日本の各都市から直行便が飛んでいるのもポイント。
・時差がほとんど無い
大人でも時差は辛い。まして小さい子供では・・・。
・季節が逆
寒い季節に常夏の国へ行き、暑い季節に「朝晩は涼しかったよ~」なんて言うのは得したような気がしませんか?
・カンガルーやコアラがいる
まあケアンズには野生のコアラはいませんが、ケアンズ・トロピカルズーに行けば抱っこできます(身長制限あり)。カンガルーは動物園で触り放題。子供が喜ぶこと間違いなし。
・家族向けツアーが多い
子連れ海外旅行は高い。国内旅行で旅館に泊まればタダも同然の幼稚園児などでも大人並の料金がかかったりする。しかしケアンズ行きはお子さま半額ツアーも多し。旅行代理店のパンフレットをチェックしていろいろ料金を比べてみよう。