子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★☆☆ 泉質は特に問題無し、お湯が熱いことがあるので注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★☆☆☆ ベビーベッド代わりのベンチあり、森林を学べるコーナーあり
子連れ家族のための温泉ポイント
白布森の館の話の前に、「白布 湯めぐり街めぐりクーポン」のことを説明しておく。これは白布温泉の「東屋」「西屋」「中屋」「白布森の館」「吾妻屋旅館」の5軒のうち、3軒の入浴に使える割引クーポン券だ。千円で購入可。有効期限は半年。
ほとんどの加盟旅館が500円の入浴料のところ、約333円で入れることになる。「白布森の館」だけは元々の入浴料が395円だからあまりお得感は無いが、もし使い切れなくても飲食店や土産物店でも使える。便利だなと思うのは、各入浴施設の日帰り受付時間がグラフになっていることと電話番号が載っていること。
なお、我が家は2018年2月、白布温泉の土産物屋「かもしか太田酒店」でこのクーポンを購入し、「東屋」「中屋」「白布森の館」で使用した。「西屋」は以前立ち寄ったことがあったのと、「吾妻屋旅館」はこの時の宿泊先だったから。
白布森の館は料金的には手形を使うには一番メリットが少ないのだが、朝9時半から立ち寄れるということで、泊まった宿をチェックアウトした後に寄るのにぴったりなのだ(クーポンには9時とあるが9時半に変更になっていた)。というわけで、朝イチに訪ねてみた。
雪が深くて最初、行きすぎてしまった。森林組合の施設らしく、ちょうど建物の周辺で何人もメンテナンス作業をしている。中には日帰り温泉の他、休憩室、レストラン、森林や木材について学べるコーナーがある。
浴室は湯気もうもう。窓は広いが雪よけの板と雪と湯気とで外の景色は何も見えない。つまるところ、窓の中も外も何も見えない状態ってこと。
三角形のような浴槽は思ったより大きく、角のところに湯口があるらしい。らしいというのは湯気が凄くてよくわからないから。ざぶざぶと波打って掛け流されるお湯の量は多い。しかも激アツ。足の裏を火傷するってば。
桶にお湯を汲んで触ってみると、案の定入れそうにない温度。源泉温度の高い温泉地の施設に朝一番で来ると、割と多いよねこのパターン。見ると水の蛇口からホースが浴槽まで伸びているが、持ち上げてみると何も出ていない。えーいこれは出さねば、人間が入れる温度にならん。
蛇口をひねり、しばらく水を出して止めた。やっと入れる。石の甘いにおい。きしつきあり。鮮度感良し。
しかし張り紙に気温が低い時と混雑時は加温って書いてあるのマジ?こんなに熱すぎるのに?なお、掛け流しだけど塩素消毒はしているもよう。この朝は男湯もやっぱり激アツで夫も苦労したもよう。湯上がりはすべすべしつつもかさつく傾向に。