この後は湯畑を経由して、途中松むら饅頭で温泉饅頭を買って駿河屋に戻って、何故かもう一度わたの湯に入浴して、そしてチェックアウト。
とても気さくで感じの良い宿だったし、部屋の居心地も良かったし、わたの湯にも入れるし、なのでまた泊まりに来たいと思う。
機会があればね。
駐車場までの遊歩道を歩いていると階段の手前にトラックが停まっていて、そのトラックの荷台に向けて雪がドサッと落ちてきた。
屋根の上に男性が二人乗って雪下ろしをしていたのだ。
昨日、駿河屋の若旦那が予想以上に降ったって言っていたっけ。
駐車場は昨日と同じで一部雪が積み上げられたままだった。
車に乗って目指すは最後の共同浴場 恵乃湯。
恵乃湯に入れば草津の19の共同浴場全部を制覇したことになる。だからどうってわけじゃないが、一応一区切りにはなる。
恵乃湯の場所は草津温泉の東南方面。
中之条町に至る国道292号線を、つつじ亭の手前、右にワンディ美津木のある信号を右斜め前方に入ると、右手に夏に寄った睦乃湯があるが、この道をそのまま真っ直ぐ進むと恵乃湯は左手にある。
割と近い。睦乃湯からは歩いてすぐだ。
この二ヶ所の共同浴場、同じ通りで比較的近所にあるが、引いているお湯は違う。
睦乃湯が湯畑源泉、恵乃湯は万代鉱源泉だ。
湯畑前の御座之湯なんてこの二本の源泉の両方に入れることを売りの一つにしているのだから、睦乃湯と恵乃湯を両方入り比べるとお得かもしれない。こっちは入浴料無料だし。
恵乃湯は道が二股に分かれて、道なりに進むなら右に行くところを細い方を直進して最初の建物だ。
二股のところから湯気抜きの付いた茶色っぽい建物が見えればそれがそうだ。湯煙が上がっているからすぐにわかった。