渋温泉【外湯】五番湯 松の湯

九湯巡りの五番目 メインストリートから一本入った場所にある外湯

  • 所在地 長野県下高井郡山ノ内町平穏 渋温泉 TEL 0269-33-2921(渋温泉旅館組合)
  • 泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 源泉 横湯第一ボーリング、横湯第二ボーリング、熱の湯の混合
  • 入浴可能時間 6時~22時(清掃時除く)
  • 設備等 男女別内湯
  • 入浴料 渋温泉宿泊者は宿から貸し出られる鍵を使用して無料で入浴できる
  • ※基本的に渋温泉宿泊者以外は利用できないことになっています
お得情報渋温泉湯めぐりに便利な渋温泉共同浴場マップも併せてご利用下さい。他の渋温泉共同浴場情報を調べる目次としても利用できます。

[2015年5月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★☆☆☆☆ 泉質★★★★☆ 温度は熱い
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベビーベッド代わりになるベンチあり

渋温泉共同浴場 五番湯 松の湯 体験レポート

渋温泉 松の湯の外観 渋温泉松の湯の脱衣所
渋温泉 松の湯の外観と脱衣所

 松の湯にも先客が何人かいた。子供連れで地元の人たちらしい。
 「寒くなってきたからお風呂にでも入らなくちゃやってけないわよねぇ」なんて会話を交わしている。
 子供が入っていたためだろう、水道水の蛇口全開で、かなりぬるまって適温になっていた。
 松の湯は五番湯。神経痛と病気の回復期に効くという。

 無色透明の湯で、薬のような臭いがする。
 薬といっても消毒用のカルキではない。もっと違う、病院の廊下に漂っているような臭いだ。
 湯口は木の枠で、お湯の流れを止めるための板がある。基本的に温度調整はこれで行うのだろう。
 子供があがってから、水を止めさせてもらった。

2004年の渋温泉松の湯の浴室 2014年の渋温泉松の湯の浴室
松の湯の浴室 左は2004年のもの、右は2014年のもの。浴槽は同じだが床のタイルを張り替えたことが判る。新しい方はクリックで拡大。

 10年後の2014に再訪した時には、先客はおらずお湯は熱かった。
 ここもひとつ前の竹の湯同様、外壁に「あつい! 熱湯(ねつゆ)に注意」と貼紙がしてある。
 「ねっとう」じゃなくて「ねつゆ」の振り仮名が気になる。

 そういえば竹の湯では脱衣所にやはり「湯が熱いのでやけどしないようにご注意ください。なお、あとから入浴される人のために湯の出口の板を必ずはめて湯を止めてください」とあった。
 やっぱり竹と松はとんでもなく熱いのだ。
 笹の湯だけじゃないじゃん。
 って、初湯渋大湯も水で埋めないと入れなかったっけ。
 竹と笹が格別熱かった印象があるのは、そもそも加水自体が困難だったからであって。

 それに竹の湯の貼紙はよく読むと、湯口の板をはめて湯量を絞った状態がスタンダードだと言うこと。ここにも注目だ。

渋温泉松の湯の湯口 渋温泉松の湯の天井
松の湯の湯口、浴室の天井

 松の湯は石とタイルの印象だ。
 お湯は透明。竹の湯と同じ源泉ミックスのはずだが、こちらはどことなく焦げた硫黄のにおいがする。
 あとどこで作ったのか傷が染みた。
 うー。

 さあ、次、六番湯へ行ってみよう!