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■塩原温泉古式湯まつり■
塩原温泉旅行記

16.奥塩原高原ホテルは後回しで渓雲閣へ







 元泉館の後は、そのまま元湯にあと20分留まって、12時から入れるゑびすやに行くか、今すぐ新湯にUターンして、やはり12時から入れる奥塩原高原ホテル渓雲閣と既に10時から入れるようになっている湯荘 白樺の三連発に行くという二つの選択肢があった。

 もちろんゑびすやに入ってから新湯に移動するという手も取れないことは無いが、その場合は待ち時間20分+ゑびすやの入浴時間の分、後ろにずれるので、新湯までわざわざ戻りながら中途半端になりそうではある。

 ちなみに湯祭りの神事はあと5分で塩原八幡宮で御神湯奉納の儀式で、こちらも行きたかったが移動時間を考えるともう難しい。



車のガラス越しでピンボケだけど、既に混雑していそうな奥塩原高原ホテル



 で、結局ゑびすやはまた今度ということで、新湯に取って返した。
 新湯でまずは手前の奥塩原高原ホテルに入ろうと思ったが、駐車場も混んでいて、見ている間にも次々車が停まって玄関に人が入っていくので、お風呂も混んでいそうだと後回しにすることにした。



日本秘湯を守る会の宿、渓雲閣


 そして代わりにやってきたのが渓雲閣。
 ここは立ち寄りは大浴場のみとなっているが、通常日帰り入浴料金は千円で、塩原エリアのほぼ最高額の一ヶ所となっている(それも新湯に来た理由。ゑびすやは500円だから空いている時に正規料金で入ってもいいやという計算)。






 見るからに高層階の建物で、入り口前に広い敷地の駐車場を持つ奥塩原高原ホテルと真逆に、渓雲閣は入り口は平屋風。駐車場は横にほんの数台(たぶん第二駐車場とかあるんだと思うが)。
 入り口横には日本秘湯を守る会の提灯が下がり、中は民芸風に小洒落た作り。





 立ち寄り可能時間の2、3分前に到着したので、ふるまい湯的には1番バッターだと思われる。
 受付の品の良い女将さんはこちらが言うまでふるまい湯の記名簿のことは失念していたようで、帰りに書いてもらうから先にお風呂に行っていいと言う。




1-17渓雲閣の薄墨色のお湯へ続く


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