子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 紅葉の湯田中渋温泉郷 湯けぶりウォーク > 一番湯 初湯

◆紅葉の湯田中渋温泉郷 湯けぶりウォーク◆2-17


17.一番湯 初湯

 笹の湯から初湯はすぐだ。
 初湯は一番湯。本当はここから九湯巡りを始めるのが筋なのかもしれない。
 高僧行基が最初に発見し、托鉢の鉢を洗ったことから鉢湯、初湯となったとされる。胃腸によく効く。
 今までの綿の湯、笹の湯と違い、建物は直線的だ。
 浴室も今までとはうってかわって全て木造。浴槽も床の簀の子も壁の一部も木でできていて和む。
 特に浴槽の縁はいい感じに角が取れ、黒ずんで味を出している。
 お湯も白濁が強くかなりの濁り湯。底の方は見えないくらいだ。
 熱すぎず、ぬるすぎず、入りやすい。
 金気臭は綿の湯、笹の湯よりかなり弱く、肌触りがぎしぎしとする。
 笑っちゃったのはこちらでお風呂の撮影をすると、まるで呼応するかのように壁越しの男湯の方でもぱしゃぱしゃとフラッシュが何回もたかれたことだ。パパがいたら、またご同業者でしょとか言いそう。誰か記念にお風呂の写真を撮ってるのね。
 彼曰く、お風呂の写真を撮るだけなら一般人である可能性もあるんだそうだ。これが湯口のアップを撮ったり、露天風呂で三脚立てて撮っていたりするとマニアなんだそうだ。
 湯口ぐらいは撮るかもしれないけど、私は三脚なんて立てたことないってば~。


一番湯 初湯
外観は綿の湯、笹の湯ほど凝っていないが、 浴室は木造でいい感じ




2-18.八番湯 神明滝の湯へ続く


紅葉の湯田中渋温泉郷 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME