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◆◇長崎旅行記◇◆
小浜温泉湯祭りとハウステンボス

12.小浜温泉通過中






 橘神社を過ぎたら一気にバスは加速した。
 後はまたのどかな田園風景、または海。
 春の海と霞む対岸の稜線を見ながらバスの旅は続く。
 山肌には山桜。海には陽光。
 この辺りでレナも目を覚ました。
 やがてカーブした湾の奥に湯煙が見えてきた。
 まもなく小浜温泉だ。







 元々小浜温泉に宿泊する計画では無かった。
 長崎と言えば雲仙だと思っていたので、カナと2泊3日で計画を立てていた当初は、初日にハウステンボスに行きがんがん遊び、次の日にできれば長崎市内観光で、最後は雲仙に泊まり温泉宿でまったり・・・と思っていた。
 しかし移動時間を考えると2泊で全部詰め込むのは無茶だ。
 さらに初日は日曜日だったので、ハウステンボス近くのリーズナブルなホテルは満室だった。
 そこで発想を逆転して、ラストにハウステンボスを持ってきた。
 おまけにレナを連れていくことで日程も一日延びたので、温泉、長崎市内、ハウステンボスの三か所は回れそうになった。
 とはいうものの、イルカウォッチングを初日の目玉に入れると、なかなかどうして雲仙の山を昇る時間までは取れそうにない。
 レナは車酔いする体質だし、一度雲仙まで昇ってしまうと、翌日降りてくるのも時間が掛る。
 いろいろ考えた末に、絶対行きたいと思っていた雲仙を諦めて、麓の小浜温泉を入れることにした。
 そうすると、綺麗に計画が収まるのだ。

 小浜温泉に決めた後に小浜温泉の公式サイトを見に行ったら、まさに泊まる予定の4月1日は小浜温泉湯祭りなるお祭りが開かれることが判った。

 日曜日のハウステンボス近辺は一か月前でもなかなか宿が取れないが、お祭りの日の小浜温泉は一か月前にはまだ空いていた。
 そんなわけで小浜温泉だ。

 公式ウェブサイトで見た時、小浜温泉湯祭りというのはそんなに規模が大きく見えなかった。
 しかし近づいて来るに従って、海に面した広場に大勢の人が集まっているのが見えた。
 中央にひときわ大きな湯煙が上がっていて、その周りの芝生のところに人影が沢山見える。
 屋台の幟やテントも。
 思ったより大きなお祭りなのかも。
 でも今はバスで通過するだけ。
 イルカウォッチングの後にここに戻ってきて一泊するのだから、それを楽しみにしていよう。


湯けむりたなびく小浜温泉通過中・・・今夜の宿泊と湯祭りが楽しみだ。




1-13かづさイルカウォッチングへ続く


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