小浜温泉 脇浜共同浴場おたっしゃん湯

脇浜地区にある昔ながらの昭和レトロな共同浴場

  • 所在地 〒854-0513長崎県雲仙市小浜町南本町7 TEL 0957-74-3402
  • 公式サイトURI http://obama.or.jp/modules/tachiyoriyu/index.php?lid=4&cid=3
  • 泉質 ナトリウム―塩化物泉(弱アルカリ性高温泉)
  • 日帰り温泉受付時間 6:00~21:00
  • 日帰り入浴料 大人 200円
  • 設備等 男女別浴室
  • ※2014年3月あずさんから情報を頂き受付時間を6時~から7時~に修正、さらに2016年1月時点に8時~に修正(当時)
[2020年10月及び2012年4月のデータ ただし入浴料、入浴受付時間等は2020年10月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★☆☆☆☆ 泉質★★★★★ お湯は熱め、塩分が濃いので長湯には注意
  • 設備★☆☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 古い木造の共同浴場で懐かしい味がある

小浜温泉 脇浜共同浴場おたっしゃん湯 体験レポート

レポートは2012年のものだが、一部の画像は2020年追加

脇浜温泉浴場おたっしゃん湯入口への看板 古い木造のおたっしゃん湯

小浜温泉の共同浴場の一つ、脇浜温泉浴場おたっしゃん湯は、古びて黒ずんだ味のある木造建築だった。
場所は小浜温泉の町はずれ。海沿いの国道251号を一本陸側に入った脇乃谷通りを南西の外れまで行って、温泉旅館も途切れてごく普通の住宅街に変わった辺りの緑の屋根の家を過ぎたところに入り口の看板がある。

おたっしゃん湯の2020年の外観
2020年10月再訪時の外観、相変わらず年季が入っていて素晴らしい
共同浴場おたっしゃん湯の入口 おたっしゃん湯の古びた脱衣所
小浜温泉 脇浜共同浴場おたっしゃん湯の女湯入口と脱衣所の天井。天井画像はクリックで拡大。

昔ながらの共同浴場らしく、入り口が男女別になっている。
中も番台形式で、天井の高い広々とした脱衣所の棚は漢数字の書かれた木のロッカーで、貼られている温泉成分の分析表や浴客心得も全て旧仮名遣いの年期ものだ。

おたっしゃん湯のレトロな脱衣所
レトロな脱衣所
小浜温泉おたっしゃん湯の入浴心得 おたっしゃん湯の木の脱衣棚

浴室では共同浴場の常らしく、既に数人の地元の方が汗を流していた。
大きな同じ作りの浴槽が二つ。
蛇口が二つあり、片方は湯で片方は水とおぼしい。
湯船の底はタイル張りだが、縁は木でできていて、それが析出物でまるで石のように硬くなっている。
熱めの湯に身を沈めると、湯気でうすぼんやりした天井が目に入る。

おたっしゃん湯の浴室

湯はほんのりとどこか海の臭い。
ぽかぽかとあったまるが、さっぱりとした湯上がりの肌触り。
ここは温泉街から少し離れているので、四か所の共同浴場の中でも地元の方の利用が多いのではないだろうか。

おたっしゃん湯は飲泉もできる

泊まった旅館國崎の御主人が仰るには、自家源泉だけど古いだけが取り柄の共同浴場でねぇということだったが、ずっとこのまま、変に観光客向けなどに変えずに残ってほしい。
そんな風に思えるお風呂だった。

小浜温泉 おたっしゃん湯

小浜温泉 脇浜共同浴場おたっしゃん湯へのアクセス(地図)と口コミ