子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 信州高山温泉郷で夏休み > 1-5熊の湯温泉とおぶせ温泉穴観音の湯とあけびの湯

◇◆信州高山温泉郷で夏休み◆◇

5.熊の湯温泉とおぶせ温泉穴観音の湯とあけびの湯






 「熊の湯、行きたいんだよー」と、がっちゃん。
 「えっ、うそっ。熊の湯までの道は相当厳しいよ。峠越えじゃない」と私。
 志賀高原の熊の湯温泉の熊の湯ホテルは奥山田温泉の先、笠ヶ岳の峠を越えて、さらにその向こうだ。
 確かにお湯はとっても良いんだけど・・・。
 「がっちゃんはね、トレーラー関係の仲間がそっちにいるから行きたいんだよ」とyuko_nekoさん。
 「いいや。熊の湯は夜にでも一人で行ってくるよ」
 ええーっ。益々大変じゃない?
 とは言ってもとりあえず熊の湯行きは却下ということになって、がっちゃんの車は山を下り始めた。





 「おぶせ温泉は入ったことある?」
 「いいや、ない」と、がっちゃんとyuko_nekoさん。
 「じゃ、いいかも。おぶせ温泉、行く?」
 何となくおぶせ温泉行きが決まった。
 私がおぶせ温泉を押したのは、たまたまカーナビに写ったからというのもあるんだけど、もっと松川渓谷温泉に近い信州高山温泉郷の温泉だと、4~5時間近く自由になる今日にわざわざ行かなくても、滞在中他にチャンスがあるんじゃないかと思ったから。
 松川渓谷温泉からおぶせ温泉までの距離を見て、ちょうど熊の湯までの距離と同じくらいだったから、がっちゃんは吹っ切れないようだった。
 でもくねくね九十九折りの峠越えで行く熊ノ湯と違って、おぶせ温泉までの道はほとんど急なカーブもないし、到着までの所要時間や大変さは全然違うと思うよ。


一番上の画像はおぶせ温泉あけびの湯の駐車場の様子。
この画像は駐車場から建物に行くための外のエレベーター。



 山を下り、おぶせ温泉に到着したのはちょうど正午だった。
 おぶせ温泉は平成元年に湧いた温泉で、ここには施設が二つある。
 ひとつは日帰り温泉「穴観音の湯」で、もうひとつは旅館で日帰りも受け付けている「あけびの湯」だ。
 私は2002年にタングラム斑尾の帰りに穴観音の湯に寄ったことがある。
 その頃はまだ、あけびの湯は存在しなかった。

 だから私は今回はあけびの湯に入ろうと思った。
 「yuko_nekoさんたちは、穴観音の方に行ってもいいよ」
 「いや、どっちでもいいから、あけびの湯に行くよ」


エレベーターで上るとあけびの湯の建物がある




1-6あけびの湯の白濁湯へ続く


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