12.優柔不断な決断
「頭が洗えなかったので、もう一湯寄っていくか」とパパ。「インターまでの道でセンター系でどこか・・・」
塩沢か湯沢か・・・。
そういえば湯沢の温泉についてはほとんど調べてこなかった。冬はスキー客が利用するようなセンター系がいろいろありそうだけど、どこがどこやら判らないなぁ。
「地図で見ると塩沢に
ユングパルナスという日帰り入浴施設があるみたい」
「そこ、どんなところ?」
「わかんない・・・」
うーん・・・とにかく行ってみるしかないか。
温泉の湯遣いはもちろん、料金とかも千円以上するんだろうか。
「それじゃあさっき行くつもりだった清津峡のところは?」
ああ、そう言う手もあるか。頭を洗うだけならセンター系じゃなくてもシャンプーリンスがあればいいんだものね。いやいや、シャンプーの備え付けが無くても持ってるじゃない(滅多に使わないけど)。だから最悪シャワーかカランがあればなんとかなるのか。
それなら清津峡でもなんとかなるかもしれない。
よーへりは前にも入ったから違うところにするとして、本命の苗場館が駄目ならどこか旅館に立ち寄りを聞いてみよう。
アンテナが立っていたので
苗場館に電話してみた。
今日の立ち寄りはOK。時間は六時ぐらいまでやっている。シャワー、カラン有り。