ハツカ石温泉 石打ユングパルナス

スキー帰りや早朝着に便利な温泉 日帰りも宿泊も

  • 所在地 〒949-6372 新潟県南魚沼市石打字土堂946 TEL 025(783)7888 FAX 025(783)3535
  • 公式サイトURL http://www.yungparunas.com/
  • 泉質 ナトリウム塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉) 源泉名 二十日石温泉
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、サウナ、大広間休憩室、レストラン、宴会場、宿泊施設(露天風呂付客室も有り)など
  • 日帰り入浴料 大人900円、小人300円
  • 営業時間 午前5時半~午後11時 (8時~10時は清掃時間のため入浴不可)
  • 定休日 無休(メンテナンス休館あり)
[2009年1月のデータ ただし日帰り入浴料金・営業時間は2015年4月のデータ]

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  • 温度★★★★★ 泉質★★★★☆   湯温は適温、泉質は特に問題ないが塩泉なので長湯に注意
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★☆☆☆  休憩室有り

ハツカ石温泉 石打ユングパルナス 体験レポート

石打ユングパルナスの外観 石打ユングパルナスの駐車場
温泉マークのついた石打ユングパルナスの外観と駐車場からの夜景

 ハツカ石温泉ユングパルナスは、一応宿泊施設もあるし姉妹館のユング別館などもあるがどちらかというと日帰り温泉を手広く扱っている雰囲気がある。通常も朝6時から営業しているが、特にスキーシーズンは24時間営業。早朝着やナイター後のお風呂としても使い勝手が良いのではないだろうか。
 また、最近復活したと聞く群馬の地蔵温泉スパリゾートゆにーいくも同経営。

 塩沢石打IC方面からアクセスすると国道沿いのトンネルを抜けたところにあるというが、見逃したら大変と目を皿のようにして探した。
 右手に温泉マークが見えた。
 建物のてっぺんに電光の温泉マーク。
 あっと思ったが、右折しては入れず、左折して国道の下を潜ってから入口にアクセスするようになっていた。

石打ユングパルナスの入口 石打ユングパルナスの受付
石打ユングパルナスの入口と受付

 ユングパルナスの入り口は、何というか、普通の日帰り温泉らしい感じじゃなかった。
 リゾートホテルを場末のビジネスホテルぐらい小ぢんまりとさせたような感じで、微妙なB級っぽさが漂っている。
 高台にあるので駐車場からは街の明かりがちらちらと見える。
 寒いので急いでドアの中に入ると、いきなり右手が売店で、何故か受付が階段を上った2階にあった。
 2階の受付前は、そのままお風呂上りに待ち合わせできるようなスペースになっていて、ソファやテーブルがあり絨毯が敷かれていた。
 施設はそんなに新しい感じはしない。

石打ユングパルナスの露天風呂と浴室を駐車場から見上げて 石打ユングパルナスの待合室
石打ユングパルナスの露天風呂、待合室

 お湯の方は内湯があまりに塩素臭かったので閉口して露天風呂に出てみた。
 もう外は真っ暗なのでよく見えないが、露天風呂は岩風呂で、その他に屋根を掛けたあずまや風の薬草風呂があった。
 岩風呂の雰囲気は、ちょっと近くのアクエリア(既に閉業)にも似ている。

 他にも寝湯の浴槽らしいものが薬草風呂の横にあったが、この季節は使用していないようで氷水が入っていた。
 露天風呂の隅にドアがあり、これは何だろうと思ったら塩サウナの部屋だった。
 露天の岩風呂も内風呂に負けず劣らず塩素臭い。なんだかちょっと残念だ。辺りが暗いので色や泡などはよく判らない。
 しょうがなく、薬草風呂に移った。
 どうせ塩素臭いなら、薬草臭い方が効くような気がして。
 ここはジャグジーになっていて、ただでさえ強烈などくだみの臭いが空気中にも散乱している。
 手の臭いをかいで温泉の臭いかと一瞬思ったが、これはさっき髪を洗った柚子シャンプーの柚子の香りだ。

 臭いではさんざんなことを書いてしまったが、お湯自体は決して悪くないと思う。
 ぬるめだけど、とてもよく温まる。
 ぎしぎしと引っかかるような感触が強く、乾く前からべたべたとしてくる。
 足の皮膚がちりちりと引っ張られるような気がするのは塩分の多い証拠。
 だけどもう少し塩素臭くなければいい気分でひたれるのに。

 この辺りは、湯沢方面の日帰り温泉に比べると入浴料が高い。
 アメニティは充実していなくてもいいから、もうちょっと安いと気軽に寄れると思う。