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◆がんばれ新潟 雪国のお正月◆1-3


3.大トロと地酒

 さらにパパが目を付けたのは・・・。
 「ちょっとちょっと」と呼ばれて見に行けば、そこは鮮魚センターの一角、寿司のパックを売っていた。
 「これが旨そうなんだけど」
 1,500円の大トロ寿司パック。
 ・・・。
 結局、大人の分に大トロとぶりの寿司パックをそれぞれ一つずつ、子供の分に納豆巻を二本買った。あまりに大人と子供の差が激しすぎるって? でも子供たちに聞いても納豆の方がいいって言うに決まってる。

 一口食べて、美味し~い。道の駅新井でカニを買うのも良いけど、寿司パックを買うのはなかなかどうして正解かもしれない。

 カンパーナ新井では純米吟醸の日本酒と、岩の原ワインの限定ものを買った。
 これで今日の買い出しはおしまい。


日本海鮮魚センターの寿司コーナー 大トロは買い!! ですよ
浜焼きコーナーでつまみも・・・ 沢ガニの唐揚げも買いました


 ここから野沢温泉まで1時間程度の道のりだろうか。
 いくらなんでも早すぎる。
 どこか途中で寄っていくとしたら、
 「馬曲温泉望郷の湯」。
 二人とも考えていたことは同じ。

 馬曲温泉は私は一度、パパは二度来たことがある。
 最初に二人で来たのは何年前だろうか。
 雑誌の懸賞で斑尾のペンション一泊とジャズフェスティバルの入場券を当てたのだ。
 そのときペンションに着いて、近くにどこか立ち寄りできる温泉はありませんか?と聞いたら教えてくれた。
 山を下りて、また山を登らなくちゃいけなかったけど、わざわざ行く価値はあった。
 当時は馬曲温泉も今ほど有名ではなく、宿泊施設なんかも無かったが、あまりの絶景ぶりに思わず目を見張った。
 今こうして温泉温泉とあちらこちら回ってしまっているのも、どうもあのときの馬曲温泉が全ての始まりだったように思う。
 ちなみにパパの二度目は友人の結婚式で近くへ来たときに。
 


こちらはカンパーナ新井の地酒コーナー




1-4.やっぱり馬曲でしょうへ続く


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