4.やっぱり馬曲でしょう
新井から飯山市街を抜けて、そのまま山の方へ。
くねくね道に弱いレナは気分が悪くて真っ青だ。
途中の道に「馬曲」の標識。
あのときペンションで標識に従って曲がれば付くからと教えてもらったあれだ。うん、覚えている。
レナの面倒を見ているうちにあっという間に着いてしまった。
ちょうどはらはらと雪が降っていて、車から降りると子供たちはがたがたふるえ始めた。
今は内湯もあるようだが、やっぱりここへ来たら露天風呂だろう。
馬曲温泉の男湯と女湯は水車小屋のところで左右に分かれる。ちょっと離れているらしい。
子供たちは女湯に着いてきた。
薄く雪のつもった階段をはしゃぎながら下りてくる。