元々この時期に大人旅行を入れているのは、ちょうど二人の娘の学校行事や部活による不在が重なるからで、娘の出発直後に我々も出発するはずが、「忘れ物をした!!」と連絡してきていったん家に戻ってきた娘のせいで、予定より少々遅くなった。
東京は朝からよく晴れている。
ちょっと出発は遅くなったが8時過ぎには関越道を走っている。
どうしても睡魔に耐えきれなかったので運転席のパパに断ってからうとうとした。
目が覚めたら既に高速は降りていた。
最初の目的地は榛名山麓の
川原湯温泉。
川原湯温泉の名を知らしめているのは八ツ場ダム建設だ。
八ツ場ダムに関してはもう何度も旅行記に書いているが、とにかくこの夏を最後にいよいよ川原湯温泉はダムの底に沈むのだ。
沈む前の姿を見たければこの夏に足を運ぶしかないと言われていた。
前日になって川原湯温泉協会の公式サイトを確認してみれば、どうやら移転先の立地に先月オープンしたばかりの共同浴場があるようだ。
以前は川原湯には
王湯と聖天様という二つの共同浴場があったが、このうちの王湯が移転して新規オープンしたようだ。
ちょうどいい。ここに入ってから草津に行くか。
本来川原湯温泉は
四万温泉、
沢渡温泉なんかと並んで草津温泉で湯治をした後の仕上げ湯なんだけれども、草津に入る前に仕上げるか。順番が逆だ。