子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★☆☆☆☆ 泉質★★★★☆ 湯温はかなり熱い、泉質は特に刺激なし
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★☆☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
いつも泊まっている榛名湖の宿の管理人さんに、四万温泉へ行くと言ったら、ぜひ沢渡温泉にも行ってみてと教えられて、四万清流の湯の帰りによることにした。
大きな温泉街を持ち、テレビドラマなどでもブレーク中の四万温泉と違い、沢渡温泉は何かと地味だ。
しかしお湯の良さでは決して負けていない。なにしろ「一浴玉の肌」と言われるほどの名湯。
場所も四万まで行けば国道353を途中で曲がり県道55な入れば、もうすぐそこだ。
曲がり角に共同浴場がある。大人200円、子供100円。素朴な感じ。
建物の外に下がった男女別ののれんをくぐるといきなり脱衣所。
浴槽の縁が大理石造りで床と壁の下半分が石と、浴室の下半分は洋風な感じで、壁の上はいい色に黒ずんだ木造になっているので、浴槽の上半分は和風。不思議なレトロ感があるというのだろうか、ちょっと面白いつくりの雰囲気のある共同浴場だった。
浴槽は二つ。湯温を変えてある。とはいえ、そのどちらにも子供には熱すぎる(赤ちゃんにはもっと辛い)。困っていたら常連さんの一人が水のホースで埋めてくれた。しかし別の常連さんは薄まってしまうので苦い顔。申し訳ないです~。ごめんなさい。
また、ここのお湯がまた最高。四万にも通じるが、軽くてさらさらと癖がないのに凄く効く。お肌すべすべだ。
湯船の中でもさほど硫黄の匂いは感じないが、飲泉してみると、結構ゆで卵系の匂いがすることに気づく。舌もじんじんする。ここもまた来たいと強く思った。
そうそう、ここは今までに入った中でも最も浴室内の年齢層が高かった。ほんと半端じゃない。
お風呂から上がった後、脱衣所で服を着せていたら、子供たちはすっかりおばあちゃんたちのアイドルになってしまった。
タッパーに入れたむいたリンゴなど頂いている。
というか、脱衣所でいきなりリンゴを食べだすシチュエーションもなかなかのものだと思う。忘れがたい温泉。