キッザニアXキッザニア > キッザニア高校生向けプログラム「語ろう塾 〜高校生のための生きる力の学び場〜」
キッザニア東京・甲子園の現役高校生向けプログラム「語ろう塾」第3回の2013年7月21日(日)のレポートです。
ちなみに第2回は学校行事等の都合により出席できませんでしたので、我が家にとってはこれが実質第2回となります。
この回は千葉県のオークビレッジ柏の葉での体験学習となっていました。
今回は午前のチーム5名と午後のチーム5名合同なので、全部でメンバー10名(午後チーム一人欠席で9名)。
オークビレッジ柏の葉現地集合
持ち物 飲み物、着替え、帽子、日焼け止めなど
オークビレッジ柏の葉はつくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅から徒歩1分。
つくばエクスプレスは初めて乗ったが、電車も駅もまだまだ真新しく、柏の葉キャンパス駅周辺はこれから宅地開発が進んでいく新しいエリアといった雰囲気だ。
駅を出るとすぐに担当の方が声を掛けて下さった。
レストランは予約制だがカフェは予約なしで気軽に利用できる。BBQ設備もある。ランチ時などは結構混雑していた。
もちろんただのレストラン・カフェではなく、併設の農園の実りが彩り豊かに皿に並ぶ。
⇒参考 オークビレッジ柏の葉公式サイト
到着して着替えたらすぐにオークビレッジ柏の葉のレストランにて昼食。
メニューはカレーライス。付け合せの野菜やサラダの具材はこちらの農園で収穫されたもの。
1.オークビレッジ柏の葉について学ぶ
オークビレッジ柏の葉という施設について。例えば体験型の貸農園オークファームがあるとか、たまごウェディングとか。
たまごウェディングとは式や披露宴だけでなく結婚前後の手続きや人生設計もサポートしてもらえるプランなのかな。オリエンテーションを受けた娘が言うには、体験農園で自分たちが育てた野菜も披露パーティーの料理に使えるとのこと。
親としては、もしかしてたまごウェディングで結婚したカップルが出産したらそのままキッザニアの流れだったりしてなーんて思ったり。
このほかに貸農園では収穫した野菜をその場で調理できる設備や、薪で焼くピザ窯などもある。
近くに住んでいたら貸農園を利用させてもらうのも楽しそう。
初心者でも丁寧に有機農法での野菜作りを教えてもらえる。
この日は日曜日なので、実際のファームでは結構沢山の人が野菜の世話をしていた。
2.農業オリエンテーション
有機農業について学ぶ。
日本の農業を取り巻く状況について学ぶ。
たとえば後継者不足、農地の減少、食糧自給率の低下、TPPなど
本日の具体的な農作業について学ぶ
⇒農作業に入る。害虫駆除、紫蘇、バジル、パセリ、トマト、トウモロコシの収穫など
3.話し合い
午前中チームと午後チームに分かれて食と農に関する話し合いを行う。
娘のいる午前チームで出た内容は、TPPに関する反対意見や賛成意見、芸能人に広告塔になってもらって若い人に農業をアピールしたらどうか(私は思わずダッシュ村とか思い出しちゃった)、農ガールとか(今実際にそんな動きもありますね)、食の安全についてなど。
話し合いが終わったらそれぞれのチームのプレゼンテーション。
午後チームでもTPP関連は大きな話題として取り上げられていた。全般的には午後チームの方が真面目な感じの発表で、もちろん午前チームも真面目なのだがこちらの方が笑いを取る回数は多かったらしい。
私としては遺伝子組み換え食品やJA解体などにも興味があったが、それらは話題に出なかったそう(流石にJA絡みは無理か)。
娘の体験時間が約3時間半で、有楽町と違って近くに時間がつぶせる場所が無いかもしれないと思った自分は、事前に近隣の日帰り温泉など調べて回ってきた。
あっ、私はキッザニアの他に温泉情報ウェブサイトなども運営しているので。
調べてみたらオークビレッジ柏から国道16号線沿いにおよそ4キロ以内の範囲で3軒も日帰り温泉が営業していることが判ったのでそちらを訪問してきた(ゆの華 柏店、極楽湯 柏店、みのりの湯)。
他には柏の葉キャンパス駅の反対側にららぽーと柏の葉もあるのでこちらでショッピングまたはカフェでのんびりコースも有り。
それから午後チームのメンバーに知り合いのお母さんがいらしたので、温泉を回り終わってオークビレッジ柏の葉に戻ってきてからは、ずっとサロンの座席でおしゃべりしていた。
私よりずっとキッザニアに詳しい方なので、いろいろなお話が聞けて有意義だった。
終了後、娘とオークビレッジ柏の葉のカフェでお茶とケーキを食べた。
第2回は残念ながら欠席になってしまったが、午前中チームのメンバーとは少し打ち解けてきたみたい。
お土産に自分たちで収穫したトウモロコシ、紫蘇、バジルなどを貰ってきた。
トウモロコシはバニラッシュという白いトウモロコシで茹でたらとっても甘かった。
農業は生命に関わる産業
ずっと停滞していて衰退していくものとばかり思っていた日本の農業は今まさに再生のための転換期に入っていると思う。
オークビレッジ柏の葉はこれからの農業の目指すべき道の一つを学ぶことのできる施設であるし、またそこでの体験と話し合いを通じて学校の勉強だけでは欠けていた知識や情報、手にした疑問などを与えてくれた語ろう塾に感謝したい。
今回もいろいろと世話をしてくださったKCJ GROUP語ろう塾事務局のみなさん、またチームメンバーのみなさん、どうもありがとうございました。
次回も期待しています。