子連れ家族のための温泉ポイント
- 湯温★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度は適温、源泉風呂はかなりぬるめ、塩分が濃いので長湯に注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★☆☆☆
柏天然温泉 ゆの華 柏店 体験レポート
つくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅のオークビレッジ柏の葉にキッザニア関連で行く都合があったことから近くの温泉を検索したところ、柏の葉キャンパス駅からJR常磐線と東武野田線が乗り入れる柏駅の間の4キロほどの間に複数の日帰り温泉があることが判った。
この二つの駅は遠回りして乗り換えないと移動できないのだが、幸い少し歩けば国道16号線を通る路線バスがあるようなので、これを使って回ってみた。
しかし利用した東武バスイーストの若柴循環は思っていたルートと逆回りの循環コースだったため、本当は後から回るはずだった「ゆの華」が最初の訪問先となった。
こんな面倒くさいことをしなくても、普通に柏駅から訪れるなら徒歩10分ほどで着く。
脇道から回ってきたので、あれ、ここかなと思う建物は少しくたびれているように見えた。
とりたてて古い建物でも無いだろうに、どこかB級な雰囲気を漂わせている。
ああこれは埼玉の越谷にあるゆの華もそうだった。あそこは見た目はパッとしないが中身は侮れなかったっけ。
柏店もそうなのだろうか。
入り口の横に源泉を流すオブジェがある。湯の流れる円柱は赤茶色の析出物がこびりついて如何にも効果がありそうに見える。
中は比較的空いていた。休憩室などがらがらだ。
これはこの後回った近隣の極楽湯柏店や柏健康センターみのりの湯と比較して、ゆの華柏店の方が交通の便がよい(車ならどこも大差ないが)にも関わらず、穴場的な雰囲気があった。
といっても浴室はそれなりにお客さんが入っていたが、それでも比較した二施設と比べれば空いていた。
浴室は1階と2階に分かれていて、1階が豊四季という和風の、2階がトゥ・ムウンというサウナや圧注浴のバリエーションが豊富な洋風の浴室になっている。
この二種類の浴室は男女日替わりで、ゆの華の公式サイトで月ごとの順番が確認できる。
最初に調べたgoogle mapの口コミで、片方の浴室は温泉ではないというような記述を見たので心配になったが、和風の1階はもちろん洋風の2階も露天風呂はちゃんとした温泉使用で、しかし源泉掛け流しを堪能したければやはり1階の豊四季を狙った方が良いようだ。
訪ねた日は私が入った方が和風で掛け流しのある1階だった。
浴室は随分と無理やりに露天風呂を作っているなぁという印象だった。まあちょっとびっくりするぐらい開放感の無い露天風呂だ。
何故か立派な狸の置物が飾られていて、和風を通り越して妙に無国籍なアジアという感じもある。
露天風呂は浴室の二面の外側に張り付くように作られていて、出てすぐ正面が源泉風呂、左手は循環していて階段の上にもう一つ露天風呂がついている。
源泉風呂は沈めた手がすぐに見えなくなる緑がかった茶色の濁り湯。循環の方は透明茶色だったが、源泉風呂の方はずっと濁りが強く、湯口に近い辺りでは粉っぽくすら見える。
体温より少し低めのひんやりした温度で、臭いは薄い油臭。肌触りはきしつきが強く乾くと少しべとべとする感触もある。
やはり源泉風呂が一番人気で混んでいたため縮こまって入っていたら、常連らしい先客がもっとこっちに来て足を延ばしなさいよと一番良い場所を譲ってくれた。ありがたいなぁ。
ぬるすぎると言って早々に上がろうとした人に、「冬は冷たいのにここに入っていると出た後夜まで体がぽかぽかしているんだよ」なんて話している声が聞こえてきたりする。
ところで訪問する前から気になっていたことがひとつ。
ゆの華柏店の公式サイトに今年の4月20日付で「お詫び」と5月6日付で「温泉再開のお知らせ」というリンクがあるのだが、どちらもクリックしても元記事が削除されているのか何も出ない。出ないので何が書かれていたのかやたらに気になる。
受付で聞いてみたところ、その時期配管が詰まって温泉が出なかったのだと教えてくれた。
温泉の供給ができなかった時期は、水道水だけの営業で料金も割引金額だったとか。
今は修理も終わって元の源泉がきちんと供給されているとのこと。
せっかく温泉は素晴らしいのだから、ウェブサイトの管理で不信感を抱かれてしまうのはもったいないように感じてしまうが。
口コミ情報
- キッザニア関係のお友達から頂いた情報です。
ゆの華ができた頃は、国道が渋滞して大変だったんですよ～(;^_^A 同時期に少し離れた場所に温泉付きマンションが出来て、話題にもなりました。自宅に温泉って、チョット憧れます(*^ω^*) 2013年7月25日
近隣の子連れ遊び場情報
- 北柏ふるさと公園(じゃぶじゃぶ池など)
- オークビレッジ柏の葉(BBQ設備、カフェなど)
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