7.槍見舘には縁がない
再び471号線を奥飛騨温泉郷へ。
帰りにどこか一風呂浴びるとして、どこがいいだろう。
狙っていたのは昨日に続き自遊人パスポート掲載の槍見舘。
佳留萱山荘が8時から20時まで日帰りOKだったのでこちらも余裕かと思ったら、槍見舘の立ち寄りは10時から14時までだった。
今の時間は既に13時20分、ここから新穂高温泉までまだまだかかるし入浴に最低30分として、とても間に合わない。
しまったなぁ。昨日を槍見舘にしておけば良かったか。
一年前のガイドブックでは、もう一時間長い15時まで受付だったので、駄目元で槍見舘に電話してみた。今日は平日だし、もしかしたら・・・。
それが何度電話しても話し中。
そうなのだ、実は去年新穂高温泉に来たときも、佳留萱山荘か槍見舘に泊まりたくて予約の電話をかけてみたことがあるのだが、佳留萱山荘は満室で、槍見舘はいつも話し中で電話が繋がらなかった。結局
ほのみ亭に泊まったのだが、どうも槍見舘には縁がない。
道々、今度は奥飛騨平湯大滝公園の捨て看板が目に付く。
471号線は、進行方向にあわせて平湯大滝公園と山之村牧場の看板をそれぞれ立てているのだ。
実は今月オープンしたばかりの平湯大滝公園でもパン作り体験をやっている。新平湯に泊まっていたのだから何も山之村牧場まで行かなくてもよかったんじゃないかって?
いいじゃない。子連れは滝より牧場よ。
栃尾まで来たところでようやく槍見舘と電話が繋がった。
残念ながらやっぱり立ち寄りは14時まで。
ブランコや滑り台のあるお風呂に興味があったけど、これもまた次回の課題。
槍見舘が駄目なら何処へ行くか。
・・・。
平湯温泉神の湯にしよう。
何時行っても混んでいるという神の湯だが、今日は平日だしこの空模様なら案外空いているかもしれない。
そうなのだ。
実は牧場を出て山間の道を行くうちに、流石にやばそうな雲行きになってきた。
パパが子供たちの髪を洗えるようなところ?と聞く。
旅の最後に寄る温泉は、全部洗ってしまって、帰路の車中で子供たちが寝てしまっても良いようにしたいのだ。
いや、神の湯はセンター系の対局にあるような風呂だが、でもガイドブックを見る限り、売店でシャンプーも売っていると書いてある。ということは、洗っても差し支えないということだろう。