子連れ旅行温泉日記

雪見露天風呂紀行【榛名湖日記8】3-5


5.温泉オフにちょっとだけ参加

 休憩室ではレナがまだぐっすり寝ていた。こういうときは旅館の立ち寄り湯より、気軽に無料で使える畳の休憩室がついた日帰り温泉の方が助かる。
 パパが、今ちょうど紺碧七さんたちがいらしたよと言った。休憩室に姿が見えないところをみると、そのまま全員お風呂に向かったようだ。
 今度はパパに入ってきていいよと言うと、
「もう一回入ってくれば?」
 もう一回? 今出てきたばかりだけど…(笑)。
 でもさっき入ってきたのが、おかかさんとまぐろさんだったら、もう一回入ってくるのもいいか。

 というわけで、出てきたばかりだが何故かもう一度入れることになった。
 ここは昨日一昨日行った万座四万のような超ど級ストレートパンチはないけれど、バランスの取れた感じがあって時々入れたら嬉しく思うようなお湯。

 内湯でちょっと温まってから露天へ向かう。
 「あのう…」
 「もしかして」
 やっぱりおかかさんとまぐろさんだった。

 お二人は上がるとき、まったく同じポーズで温泉タオルをきりきりと絞って背中を拭いていた。かっこいいなー、私、あれ出来ないんだよな。今度マスターしなくちゃ。


立て続けに二度入れるとは思いませんでした。

内湯も露天風呂も湯口に飲泉用コップが備え付けて
あるので、飲みながらのんびり入るのも良しといった感じの
温泉であります。

お湯の色はちょっと伊香保っぽい。


 休憩室ではちょうど全員揃ったところだった。
 パパは交代でお風呂に向かい、寝ているレナはそっとしておいて、カナを連れて話の輪に加わらせてもらうことができた。
「今日は"赤"ばかりだからそろそろ"白"に入りたいよな」とtakayamaさん。
 赤?
 アとカでアルカリ泉?…違うな、鉄分で茶色く濁った塩泉系かしらん。
 白…はきっと白濁硫黄泉のことね。
 一般人には防衛軍用語はついていけませぬ(笑)。

 ひとしきり楽しい雑談の後、お別れの時間。
 みなさん、ありがとうございました。
 富貴の湯の前で記念撮影。このときやっとレナも起きた。
 紺碧七さんにはまたまたプレミアものの焼酎を頂いて(いつもありがとうございます)、再開の約束をして車を出す。
 ちなみにメンバーはこの後、白沢高原温泉初穂の湯湯宿温泉に入って解散したらしい。



3-6.眼下のパノラマへ続く


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