白沢高原温泉 初穂美肌の湯

沼田ICに近いゴルフ場の温泉

  • 所在地 群馬県利根郡白沢村上古語父2440 TEL 0278-53-3200
  • 公式サイトURL http://www.shirasawa-kougen.com
  • 泉質 アルカリ性単純温泉
  • 営業時間 11時半~21時半
  • 入浴料
    12月~3月 大人500円、小学生400円、3歳以上の幼児200円
    4月~11月
      ・11時半~17時半の入場 大人1,000円、小学生800円、幼児200円、
      ・18時~23時半の入場 大人800円、小学生400円、幼児200円
  • 休業日 年中無休
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、レストラン、休憩室
  • 以前は、4月から11月のゴルフシーズンの土日は、昼間はゴルフ客専用の温泉となり日帰り温泉のみの利用はできなかった(今は問題ない) 。また、以前の名称は初穂の湯。
[2004年2月のデータ ただし料金・営業時間は2015年7月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 湯温★★★☆☆ 泉質★★★★★  湯温はきもち熱め程度、泉質は特に刺激なし
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり、元々ゴルフ場なのでレストランなどはゴージャス

白沢高原温泉 初穂美肌の湯 体験レポート

白沢高原温泉初穂の湯 外観

 沼田ICから近い道の駅に、「白沢」というところがある。ここには望郷の湯という日帰り温泉施設も有り、人気がある。
 この望郷の湯の湯元が初穂の湯だ。初穂は望郷より、お湯の鮮度がよくお湯遣いも良いと評判の施設だ。
 この初穂の湯は、初穂カントリークラブというゴルフ場が経営している。
 だからゴルフシーズンの土日の昼間はゴルフ客専用で、入浴のみの客は夜しか入れない(訪問当時の情報。現在は昼間も利用できる)。
 冬は雪でゴルフはできないから、毎日朝から夜まで立ち寄り入浴できる。夜も夜で、なんと11時まで営業している。これはスキー帰りに渋滞を避けるにも使えそうな施設だ。

 到着前にちょっとだけ道に迷った。
 曲がり角という角に赤地の目立つ看板があるので本来迷いようが無いのだが、何故か表示にしたがっているつもりが一周して元の道に戻ってしまった。
 先ほど入った月夜野温泉三峰の湯に続き、今日はなかなか温泉に辿り着けない日だ。
 もう一周して何故入り口を見逃したか、ようやく判った。
 ちょうど入り口のところの看板が、風向きの関係で雪が吹き付けて真っ白になっており、まったく見えなかったのだ。

白沢高原温泉初穂の湯 男湯露天風呂

 広報社の群馬の温泉というガイドブックに二人分の入浴クーポンが付いていた。さらに小学生未満のお子様は無料だった(それは今月いっぱいで、3月からは幼児も200円かかるそうだ)。
 家族四人、無料で入館。
 元々ゴルフ場だから、設備は豪華だ。
 半らせん状の階段を降りたところが浴室になっている。

 脱衣所はゴルフ用のロッカーの奥にあり、なかなか明るく清潔。ベビーベッドも備え付けてある。
 絶えず脱衣所の床を、係員が念入りに掃除している。
 月曜とはいえ、夕方だからかかなりお客さんが入っていた。

 女湯はお風呂が三つ。
 内訳は内湯がふたつ、露天風呂がひとつだ。
 内湯は庭園を眺める浴室と、もう少し狭い圧注浴の浴槽がある浴室だ。その両方が脱衣所から別々の出口を通じて繋がっており、二つの内湯の間に露天風呂がある。
(上から二番目の画像が男湯露天風呂、三番目の画像が女湯露天風呂)

白沢高原温泉初穂の湯 女湯露天風呂

 何が笑えたといって、ガイドブックに広い庭園風の露天風呂の写真が載っているかと思えば、それは実際はお風呂ではなく、庭園の池だった。内湯や露天風呂からこの池に鯉が泳いでいるのを見ることができる。
 お湯はちょっと熱め。さっきの三峰の湯と同じくらいのにゅるにゅる感があり、ゆで卵の臭いがする。女湯の三つのお風呂の中で、露天風呂が一番いい。臭いもここが一番強い。

 ここの施設には無料の休憩室もあるが、小奇麗なレストランもある。ゴルフ場のレストランなのだからゴージャスに決まっているといわれればそういうものかもしれないが、ちょっとリゾートホテルにでも来たようだ。食事もリーズナブルなのになかなか洒落ていて、レディース飲茶セットなどお勧め。

初穂の湯のレストラン

 食事の後に子供たちにせがまれて、もう一度入浴することにした。ここは時間制限も無いのが良い。
 三峰の湯、初穂の湯二回と、続けざまににゅるにゅる湯に三回も入ったので、三回目はまったくにゅるにゅるしなかった。
 たぶんにゅるにゅるの元になる肌の皮脂分がもうすっかり溶けてしまったのだろう。…ということは? お肌すべすべを通り越して既にがさがさ?。

 アルカリにゅるにゅる湯も、肌のコンディションでずいぶん感触が違うのだな、とびっくりした。

 子供たちは本当にここのお風呂にはまっていた。
 頭を洗うのが嫌だと泣いている他所の子供の世話をやいてみたり、のぼせると水風呂に入ってみたり。さっきはパパと入った長女が言うには男湯には浴槽が二つしかなかったのだそうだ。露天風呂の作りもだけど少しずつ違うらしい。
 上がったらパパに、一時間も入っていたよと言われた。