4.マリーバは一年のうち300日がサンシャイン・ディ
マリーバに至る道にはときおり看板があって、マリーバのことを300日もサンシャインDayと書かれている。
道理で。
ポートダグラスの朝の雨が嘘のように、この地では大地が乾いている。
去年、
どきどき夜行性動物探検ツアーでマリーバを訪れたとき小雨がぱらついていたのは、一年365日のうち、残る65日だったのだろう。
マリーバの手前にBiboohraという小さな集落がある。
ここを東へ行けばゴールデン・ドロップという
マンゴーワインのワイナリーがあり、西へ行けば
マリーバ・ウェットランドに着く。
時間があれば、今日はその両方に立ち寄ってみようと思っているが、まずは直進してロデオ大会の会場を探すとしよう。
町に入って最初の曲がり角、ちょうど道沿いにゴルフ場が見えたら右折する。
このゴルフ場は前に沢山の野生カンガルーを目撃したところだ。今朝はカンガルーの姿はないようだ。
道を曲がると今度は墓地が見える。
ロデオ大会の会場はこちらといった表示も何も無いので、やはり昨日、
熱気球ツアーの時に場所を聞いておいて良かった。
民家もなく心配になったが、前を走る車が馬を乗せた荷車を引いている。この先に会場があるのは間違いないようだ。
馬を乗せた車が右へ曲がった。
入り口があり、係員がいる。
後をついて曲がってみると、ここは出場者専用の出入り口だった。一般客はさらに先に入り口があるそうだ。
もう奥に、遊園地の観覧車が見えている。