美又温泉 とらや旅館

源泉掛け流しの温泉旅館

  • 所在地 島根県浜田市金城町追原11 TEL 0855-42-1550
  • 泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉) 源泉名: 美又温泉
  • 日帰り入浴 飲食を伴わない日帰り入浴は不可
  • 設備等 男女別浴室、有料休憩室など
  • 公式サイトURL http://www.torayaryokan.com/
[2023年4月のデータ ただし営業時間、入浴料等は2024年8月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆ 滑りやすい泉質なので注意
  • 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所に赤ちゃん向け設備はなし

美又温泉 とらや旅館 体験レポート

美又温泉とらや旅館

美又温泉で泊まるならここ。潤沢な源泉掛け流しのお湯が使えるのはこの宿だけ。

とらや旅館の外観
とらや旅館の外観

まず美又温泉の源泉について少しご主人に話を伺ったので先に記しておく。過去5回ぐらい掘削して、うち3本は出なくなったりして、今は2号(41.6度)と4号(46.5度)の2本を混合して使っている。どちらも掘削自噴泉。そして2号はとらやの敷地内の浦のマンホールの下でボコボコと湧いているそう。4号は温泉スタンドに使っている源泉。

とらや旅館の1階
1階のフロント周りとロビー
とらや旅館の2階
2階

源泉の所有者は市で、両方をいったん裏山に引き上げてタンクでミックス、その後自然流下で温泉街の各宿に配湯している。ここで余った分は、4号泉はスタンドで販売、2号泉は温泉街の配湯溝に流されているという。

美人の湯の暖簾
男湯でも美人の湯

さて、取材で宿泊したが、取材日は私たちのほかに泊まり客がいなかったので、とらや旅館のお風呂も貸切状態だった。それで普段は広い方の浴室が男湯、狭い方が女湯なのだが、広い方が女湯に開放された。

男湯浴室
男湯だった広い方の浴室

広い方は湯口が2ヶ所、ひょうたん型の湯口っぽいところは何だろう?

とらや旅館の湯口
湯口
ひょうたん型の湯口
もう一つの湯口?

お湯は無色透明で、感触は独特。指の間はにゅるにゅると滑り、全身にふわっと何かの層ができたよう。ジェルの層というほどの厚みはないが、何かすべらかな物質が肌の上にまとわりついているような感じ。一方でビニールか樹脂のように軋む滑りの悪い部分があって、そのギャップが妙にくせになる。

とらや旅館のシャワー
シャワーのお湯も源泉
浴槽底のタイル
浴槽の底のタイル…なんか色覚異常検査の図柄っぽくない?

湯口の温度は43.2度で、浴槽内は39.7度のきもちぬるめ。いつまでも入っていられそうだが、じんわりと効く。ちなみにシャワーのお湯も温泉。

女湯浴室
女湯の方の浴室

湯上がりはさっぱりとしてサラサラ、しかるべきのちにつるつる。思わず湯口のお湯やシャワーで何度も顔を洗ってしまう。においは何かあるが何ともいえない。味はほぼせず、舌にぬるつくテクスチャー。

2階の客室
なんとなく旅館っぽくない客室
客室
ドアがふすまだったりするからだろうか?

朝風呂に入った時は、また昨日とは感触が違った。たぶん昨日はとらや旅館のお風呂に入る前に、美又温泉会館国民保養センターに入って、先に皮脂が落とされてしまったからなんだろう。

もう一つの客室
もう一つの客室
とらや旅館の洗面所
洗面所は部屋の外

朝は前日よりトロミが強く感じる。非常にとろとろとした厚みと、すべすべ感も強い。

とらや旅館の夕食
ここから夕食
タイの塩焼き
カレイの煮つけ
名物料理のカレイの煮つけ

なお、画像でも紹介したが、とらや旅館の館内はなかなかレトロで、昔の湯治場のような雰囲気がある。そしてお料理は豪華だった。

とらや旅館の朝食
とらや旅館の朝食

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