子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度----- 泉質-----
- 設備----- 雰囲気-----
子連れ家族のための温泉ポイント
実はもう無いのである。実際に利用した2022年6月には営業中だったが、翌年4月1日に閉業、廃止になってしまったので、これをまとめている2023年9月現在は既に廃業して5ヵ月になる。このパターン多すぎ。
とりあえず、「上人ヶ公園整備運営事業」として、いずれまた新しい施設が作られるのではないかと思うので、今回は過去の思い出、2022年にはこんな施設があったんだよという記録として残しておく。
砂湯は体力を使う。砂湯が好きなのは私ではなく主に夫。でも入りたい気分の時とそうでない時があるみたい。別府の砂湯では竹瓦温泉の砂湯には以前入ったことがある。ひょうたん温泉の砂湯も取材で見学したことはある。
で、別府海浜砂湯だが、受付を済ませたら専用の浴衣を着用して砂に埋めてもらう。お姉さん3人が砂かけ担当だった。場所はまさに海の目の前。天気は曇りだったんで、景色はさほど良くなかった。
温度は熱すぎずちょうど良かったが、とにかく砂が重い。じっとりと水分を含んで重い。掛けられた砂の重力で圧迫され、心臓がドクンドクンいっちゃう。
辛かったのは首元まで砂で埋まって息が苦しかったことと、ふくらはぎに砂粒が当たって痛かったこと。
足は早めにつま先だけ先に砂から出しちゃった。そうしないとふくらはぎの上の砂の重量がヤバかったから。あと途中で手も出して、首の砂を少し払った。
私の方が夫より支度が遅れた分、夫は長めに砂に埋めてもらっていた。なかなか長く感じた。砂かけのお姉さんたちはサービスもよく、途中で記念撮影もしてくれる。顔が見えない角度での撮影もお願いしますって言ったら、珍しいと笑われた。
砂湯は2槽あり、片方は今はたっぷりと温泉が張られていた。そこからお湯を抜いて砂湯にするそう。交互にお湯を張っては抜く。だから埋められた砂湯の砂には温度とともに温泉成分がしっかり含まれているというわけだ。
終わったら砂を落として浴衣を脱いで男女別の浴室へ。このころはまだコロナ禍でマスクをしたまま砂に埋めてもらったので、マスクが砂と汗でびっちゃりキモチワルイ。ゴミ箱があったのでさくさくと処分。
浴槽の温泉は加水も同時に行われていて、適温。色は透明。つるつる感のあるお湯でにおいは特に感じられない。
お風呂に入るとふくらはぎがビリビリ痛い。見ると砂の跡がつぶつぶへこんで赤くなっていた。湯上がりはさっぱりしてぐったりした。体中の血行がよくなったみたいでだるくてボーっとしちゃう。