子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ レストラン設備あり
子連れ家族のための温泉ポイント
地獄と聞いてイメージするのは血の池や針の山。すると別府地獄めぐりの中でも、血の池地獄はまさに子供の頃から怖かった地獄そのものという気がする。なんたって血の池だよ。ホラーだよ、グロだよ。
別府地獄組合(凄い組合名だ)に登録されている7つの地獄のうち、白池地獄、鬼山地獄、かまど地獄、海地獄、鬼石坊主地獄の5つは鉄輪エリアにあり、血の池地獄、竜巻地獄の2つは柴石エリアにある。共通券は2日間有効だったので、鉄輪の大谷会館に泊まった私は前日に鉄輪の5地獄を回って、次の日は柴石を回ろうと考えた。
というわけで、大谷会館をチェックアウトした私はまず鉄輪からバスに乗り、柴石の血の池地獄にやってきた。ちなみに私の温泉レポートはお風呂または足湯を紹介しているので、足湯の無い白池地獄、鬼山地獄は割愛した。竜巻地獄も足湯は無いが、長泉寺のお風呂が竜巻地獄のお湯を使っているのでそちらでちょこっと紹介する予定。
昨日回った中では海地獄が綺麗で整備されているように感じたが、この血の池地獄もなかなかのもの。ショップもおどろおどろしく、かつちょい小洒落た感じ。代わりに白池地獄の南米熱帯魚や、鬼山地獄のワニ園や、かまど地獄の体験コーナーみたいなおまけのエンタメ施設は特に無いもよう。海地獄同様、地獄のカラーだけで勝負という感じか。
その代わりにここは血の池地獄軟膏という名物がある。これは本物の温泉(正確には血の池地獄の熱泥)を使った軟膏で殺菌効果が高い。世の中に温泉風の入浴剤は数多くあれど、温泉そのものを商品化しているものは割と希少(草津温泉の湯畑採取の湯の花とか)。
買おうかなと凄く迷ったんだけど、買わず…(買わなかったのかよ)
だって自分には使い道が…洒落で買うには1300円と微妙なお値段だったので。でも後から思えばやっぱり記念に買えば良かった。
で、足湯だが。他の地獄の足湯が、それぞれ地獄をイメージしたものとは違っていたわけだが(海地獄の足湯は青くないし、鬼石坊主地獄の足湯は泥湯じゃない)、この血の池地獄は本当に赤い!やったぜ!
まあ赤いと言っても薄めたトマトジュースみたいな赤さなんですけどね。マイルドな地獄だね。