子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度----- 泉質----- 子供不可、大人専用の宿
- 設備----- 雰囲気★★★★★
子連れ家族のための温泉ポイント
わいた温泉郷は本当に凄いところで、もうどの宿に行っても度肝を抜かれまくり。この「旅館 山翠」も特に大きな期待はせずに行ったんだけど、とてつもなく満足した。豊礼の湯とかオーベルジュわいた館は最初から期待してでかけて期待以上だったわけだけど、ここは普通に行ってびっくりした。
まずわいた温泉郷自体が大地からもくもくと力強い湯けむりが上がる強力な温泉地帯なわけだが、旅館山翠は周辺の湯元であり、専用の地熱発電所まで持っている。2000キロワット?、源泉も他の宿に提供しても余るので捨てているそう。いやはやもったいない。
客室数が多い大型ホテルではないのにお風呂の数もとんでもなく多くて、しかも旅館の公式サイトを見ても全貌がよくわからないというねw
それで便宜的に「旅館 山翠」のお風呂を二つに分けてみた。実際公式サイトには書いていないけど、現地でいただいた館内図によると、本館の建物内にあるのは「山翠の湯」、道を渡った離れの方にあるのは「仙人の湯」と名づけられているようなので、それに併せて記事を2本に分けた。
こっちのレポートは本館の「山翠の湯」の方ね。
これを書いているのは2025年4月だが、2023年11月に泊まった時の写真と体験をもとに書いているから最新の状況とは異なる可能性もある。なんたって2023年の段階でも「仙人の湯」はあちこち工事中でまだまだ新しいお風呂ができあがりそうだったから。
そして驚くべきはこの宿「山翠の湯」の7つの貸切風呂は手作りらしいこと。本館の男女別内湯は専門の業者が制作したという話だが、貸切風呂のひとつひとつが温かみのあるデザインなのはそういう理由もあるのかも。
源泉は宿のすぐ下の噴気のところで湧いていて、150度ぐらいあるとのこと。それをいったん宿の上に引き上げてから下ろしている。
お湯はすべすべする感触が強く、においや味はほとんどしない。だけど朝風呂で貸切風呂に行って窓を開けたら、お湯じゃなくて窓の外からゆで卵臭。実は朝食用の地獄蒸し料理に温泉蒸気を使うので、その時だけ開ける噴気からにおったのかも。
青い湯の混浴絶景露天ぶろなど「仙人の湯」についてはこちらで→わいた温泉郷 はげの湯 旅館 山翠(仙人の湯)。