子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > しあわせの丘リゾートキャンプ場日記 > 3-4秋の川沿い露天風呂

しあわせの丘リゾートキャンプ場日記
秋の房総・勝浦の旅

4.秋の川沿い露天風呂











 新川の露天風呂はとても良い雰囲気だった。
 ロケーションは一目で気に入った。
 川に面していて、浴槽は石造りだが岩ではなく大きなタイル状に切り出した平たい石を使っている。
 お湯は真っ黒だ。
 一昨日の御宿天然温泉元湯や、前に入った養老温泉の養老館と同じくらい。
 でも御宿のような強いすべすべ感は感じられない。肌触りはごく普通。
 臭いは先ほどの源泉の印象から硫黄の臭いがしたら嬉しいなと思ったけれど、むしろ立ち上るアンモニア臭の方が強い。
 この臭いは東京の深層部から湧く温泉に近い感じだ。
 熱からずぬるからず、他にだれもお客さんがいなくて、二家族で悠々のんびりと入れた。

 ちび姫ちゃんが「昨日の温泉の方が良かったなー」と呟く。
 そりゃあ子供には温水プールの方が楽しいよね。普通のお風呂じゃ、泳いだり潜ったり水を掛け合ったりできないものね。
 そういう意味では昨日のホテル三日月は正解だ。
 「ホテル三日月ってコマーシャルでやってるあれでしょう?」と言って、ちび姫ちゃんは「ホテルみか~づ~き~♪」と歌ってくれる。
 そうそう、それそれ。
 ふと川の方を見やると、せり出したもみじが僅かに色づいていた。
 秋だねぇ。


男湯露天風呂。ちなみにこの頁一番上の画像は女湯露天風呂



男湯露天風呂、角度を変えて



女湯露天風呂



 男湯からもう上がるよと声が聞こえたので名残を惜しみながら上がることにした。
 出てみるとがっちゃんがお風呂場の前のベンチに座っている。
 「どうでした?」と恐る恐る聞くと、
 「バリ循でしたよね」と残念そうな言葉。
 ごめんごめん。自分は千葉の温泉にあまり期待していなかったからこれで十分と思っていたけど、昨日も一昨日も温泉そのものに入っていなかったがっちゃんにしてみると、料金に見合っていなかったかも。
 なお、新川の温泉は濾過加熱循環だけれども、塩素ではなく銀イオンを使って殺菌消毒を行っている。








3-5天然サウナの洞窟風呂へ続く


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