今日は下北半島の温泉として代表的な恐山温泉と薬研温泉郷を回ることができた。
下風呂温泉は泊ったし、これでいよいよ下北半島を離れる・・・と、その前に。
「むつ市街地へ戻る途中に石神温泉っていうところがあるみたい。どうせなら寄ってっていい?」
「お昼は下北名産センターで食べるつもりだけどちょうど時間があるからいいよ」
石神温泉は確か「ぐるりん下北」っていう下北半島のガイドブックで見かけたような気がするなと探してみたら、「海を越えて北海道まで一望」っていうキャッチコピーと、「津軽海峡を臨む絶景の高台にあり、夏はラベンダーも楽しめる」と説明が書いてある。
茶色っぽい濁り湯にまとめ髪の若い女の子が二人入っている写真。
なんか見た感じ露天風呂は無さそうに見えるけど、北海道まで一望ってどこから見るんだろ?んー。
その時感じた微妙な予感は・・・
電話番号をナビに入力して到着した施設は、B級苦手な夫は絶対に近寄ら無さそうなところ。
「・・・入らないよね?」
「入るわけないだろっ!!」
珍妙な外観に、入口上の表示は「プレジャーランド石神温泉」。
道路から見える看板の下には妙なパンダの絵。なんやなんや、スピーカーからこぶしの効いた演歌が流れてきてるあたり狙いすぎ。
ちょうど私たちとほぼ同時に駐車場に泊った地元の車からおばちゃんが二人風呂道具を持って降りてきたので、思わず私も急いで昭和の雰囲気の玄関に入る。
しかし向こうは回数券を持っているようで券売機でチケットを買っている自分は遅れをとる。
廊下で再び追い越そうとすると、しゃべりながら歩いていたおばちゃんに連れと間違われる自分。