11.湯町の湯共同浴場
そろそろ湯町で、マップによると右手に共同浴場があって突き当りに鶴の休石があり、国道に出てしまったら行き過ぎのはず。
しかし裏道が続くだけで共同浴場らしい建物も鶴の休石なんたらも見当たらない。
とりあえず国道まで行ってはいけないと右に曲がった。たぶんこの道の右側には湯町の温泉街があるはずだから。
曲がるとすぐ右手の引っ込んだところに
湯町共同浴場の表示板を見つけた。
マップだとどちらがわに入り口があるのかわからないので混乱しやすい。
湯町の湯共同浴場は奥まったところにある鄙びた感じの建物だった。
まあ
かみのやま温泉の共同浴場は全部鄙びた雰囲気を醸し出しているのだが、ここは特にその印象が強かった。
年季の入ったコンクリートで、共同浴場ゆまちのゆと書かれた木の札だけが真新しい。