ここも先ほどの玉川温泉同様、浴室の蒸気が凄くて全体的に煙っている。あれこれと昔のアトラクション風呂になっていてそれが売りなんだけど、広い浴室があまりにも煙っているのでどこに何があるのかよくわからないほど。
そう、ジャグジーや打たせ湯やサウナや変わり風呂の箱蒸しなど、レトロでおもしろいんだけどよく考えたら現代ならスーパー銭湯にあるあれだよね。昭和のバラエティ風呂なんだ、ここ。
実際にここの浴室を作ったのは昭和60年で、それ以前から普通のお風呂4つ、箱蒸し風呂、打たせ湯はあったが、今の形になったのは昭和後期とのこと。いい意味でもっと古そうに見えるが。だってとっても浴室は味がある。
ちなみに昔の浴室時代は混浴だったそうだ。今の浴室を建てる時に男女別に。
沢山あるお風呂をひとつひとつ見ていく。
一番大きい浴槽は中央の神経痛の湯。神経痛のと書いてあるが、普通の温泉風呂。後から女将さんにどうして神経痛の湯って言うんですか?って謂れを聞いてみたが、特に深い意味は無いようだった。まあ後生掛温泉自体が神経痛に効能があるのだろう。
隣は火山の湯でボコボコと下からジャグジー。
ちっちゃい露天風呂もあって、ここは外気に触れることができるのでミストから出てきてホッとする。沢音もする。
隅の方に打たせ湯と泥湯があり、掛け湯と飲泉所の横の階段を昇ると高い位置にサウナと有名な箱蒸し風呂がある。
これで全部かな。