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◇◆野沢温泉&子連れスキー旅◆◇

11.料理自慢の民宿、かねか荘の食事






 雪の降りしきる中、傘もささずに坂道をせっせと下り、ようやくかねか荘にたどり着いたのは5時50分。
 今回は正面玄関から入ってみたが、なるほどこちら側は駐車場がある裏口より小奇麗に作られている。
 正面玄関の方が野沢温泉の中心部に行くにも、中尾の湯に行くにも、スキー場に行くにも近い。
 階段を上って二階ののざわ菜の部屋に戻ると、もう子供たちは待ちくたびれていた。


こちらがかねか荘の正面玄関だった



 夕食は階下の食堂で。
 今夜の泊まり客は我が家だけなので気軽だ。
 食堂はいかにもスポーツ合宿宿風の作りだったが、壁には多くの賞状が飾られている。
 野菜ソムリエ合格証、飯水岳北調理師会アイデア賞などの中で特に目を引くのが長野県調理師会コンクールの三枚の賞状だ。そのうち一つは長野県議会議長賞と書かれており、こちらは民宿料理部門では最高の賞なのだそうだ。
 食堂の隅には自家製の果実酒、ジャム、ジュース、そしてスズメバチ酒などの瓶が並んでいる。
 調理に使う野菜の多くも自家栽培のこだわり野菜。
 かねか荘は食事に力を入れている民宿だった。





 テーブルに並んだ皿は色とりどり。
 食材や調理だけでなく、彩りにも気を使っているのだろう。
 但し難点があるとすれば、やはり食堂の雰囲気自体がしゃれたレストランとは程遠く、また料理も固形燃料で温める一部の食材とご飯と汁物を除けば冷めてしまうことだろうか。
 高級宿から格安民宿まで、どこも夕食と言えば判で押したように刺身とか天ぷらとか茶碗蒸しとか出してくれるが、ここはそれらも全てオリジナルな手を加えてある。
 ちょっと表面をあぶってみたり、衣を芸術的にしてみたり。
 私はとても美味しいと感じたが、オーソドックスな旅館の食事を食べたいと思う人には不向きかも知れない。

 大人には食前酒を、子供には自家製りんごジュースをサービスしてくれた。
 もちろん野沢菜ひと皿も忘れてはならない。


かねか荘のお料理の一部・・・あっ、スズメバチ酒をアップで写したのはまずかったか(苦手な人は見ないように・・って既に手遅れ?)




1-12子連れで中尾の湯へ続く


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