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◆◇奥日光湯元温泉◇◆雪と湯煙と苺の旅 2-4


4.日光湯元昼食難民

 車は既に湯の家に戻してきてしまったので、帰路は徒歩。
 ぐずぐずいう二人の手を引いて歩いた。
 帰り道も多くのスキーヤーとすれ違う。午後にはゲレンデも空くのかなと思ったけど、とんでもないのかも。

 宿に板やブーツを置いて、外に食べに行くことにした。いわゆるゲレ食以外のものが食べたい。
 湯の家の隣の細い道を入り、温泉街の裏通りを少し車で走ってみた。
 3年前に湯元に来たときに泊まった釜屋旅館も見える。
 突き当たりに三角屋根のゆの香という旅館が見えた。確かあそこはステーキなど食べさせてくれるんじゃなかったかな。露天風呂もあるみたいだから食事の後に入って帰るのもいいかも、なんてパパと話して車を停めたが、残念ながら冬季は食堂はやっていなかった。

 次に車を停めたのは日帰り温泉はるにれの湯がある湯元の観光センター。
 「御食事」と書かれた幟がはためいている。
 だけど聞いてみると、ラーメンやカレーぐらいしかメニューが無いという。それじゃ、ゲレンデと同じじゃない。
 どうする?と顔を見合わせたが、結局湯元で食事を取るのは諦めて、昨日と同じ戦場ヶ原まで行くことにした。


上 宿泊した湯の家旅館の外観
下 日光湯元温泉寺の参道 上 ゆの香で食事を取ろうとしたのですが振られました
下 はるにれの湯にも縁がなかったようです





2-5.戦場ヶ原へ続く


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