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◆◇奥日光湯元温泉◇◆雪と湯煙と苺の旅 2-5
5.戦場ヶ原
120号線を下る道は、正面に男体山。
たまに道の端の木の上に、野生猿。
両端に雪は積もっているが、路上は乾いている。
光徳牧場や日光アストリアホテルへ続く脇道を過ぎると、辺りは平坦な雪原になり、ときおりクロスカントリーやスノーシューを楽しむ人たちがまばらな木立の間を歩いている。ここが戦場ヶ原だ。
結局、昨日と同じ三本松茶屋に入った。
食堂の女将さんはこちらの顔を覚えていた。
昨日、戦場ヶ原定食を頼んだから、今日は合戦鍋にしてみよう。
湯葉の入ったちりちりした煮込みうどんとご飯のセットになる。
スキー場でよく遊んだ子供たちは食べた食べた。
小食なのでだいたい取り分けで済むのだが、今回は大人の食べるものがほとんどないくらいによく食べていた。
上 男体山を見ながら120号線を下る
下 戦場ヶ原
下の下 三本松茶屋の合戦鍋、でもどこらへんが合戦なの? 上 右の方の木の枝にぶらさがっている茶色いのが野生の猿
下 スノーシューのレンタル
下の下 本日の男体山
それから少し、三本松茶屋の側で雪遊びをした。
ちょうどスノーシューなどのコースの入り口があるので、そのそばに積もった雪を投げたりした。
雪合戦なんてやってないと言うのに、親に雪玉をぶつけるのはやめて。
茶屋の向かいには戦場ヶ原展望台があるので歩いて行ってみた。
男体山の方角は晴れているが、戦場ヶ原の広がる西側はどうしても雲が多い。
冬らしい深閑とした光景がどこまでも広がっている。