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◆◇奥日光湯元温泉◇◆雪と湯煙と苺の旅 2-6
6.湯滝
日光湯元までの帰りがけに、湯滝へ寄ってみた。
湯滝の駐車場は有料なのだが、冬季に限り無料開放されている。その代わり、雪の積もった坂道はスタッドレスでもきつい。なんの、いざとなれば駐車場の奥の湯滝レストハウスでチェーンも売っている。降りるは降りたがいざ上れない・・・というときに頼みの綱ならぬ頼みのくさりになるかもしれない。
湯滝は日光湯元の脇にある湯の湖から湯川になだれ落ちる滝になる。
大きな二等辺三角形の豪快な滝を、間近に見上げることができる。
ここに来るのは二度目だ。
上部からも見下ろすことができるのだが、そちらはまだ行ったことがない。
日光湯元の湯の湖から流れ落ちる水が湯滝になる 珍しくポーズを取ってくれた。こんなことは滅多にない(笑)。
湯滝レストハウスのお兄さんが、せっせと雪でかまくらを作っていた。
既に四つほどが完成していて、あと二つ、小山に盛り上げたそれをスコップでくりぬいているところだった。
カナとレナがかまくらの中に入ったところを撮影しようとしていたら、レストハウスの女将さんが「お母さんも一緒にどうぞ」とシャッターを切ってくれた。
がちがちに冷え切っていたので、レストハウスの中の温かさが嬉しかった。
パパの隣の席を取り合ったものか、急にレナがすねてしまった。
そのまま一人でレストハウスを出る。
そして一番大きなかまくらの中に隠れてしまった。
どうしようかと思っていたら、ちょうど注文していたお団子が焼き上がった。
たっぷりたれをつけた、ふっくらと真っ白なおだんごが三つ串に刺さっている。
カナに渡して言った。
「レナとかまくらの中で食べてきていいよ」
すぐにレナも機嫌を直したらしく、二人ともたれでべたべたになった口で、かまくらから出てきた。