金誠館の受付に
六日町の公衆浴場の場所を聞くと、
「私どものお風呂に何かご不満でも?」と驚いたように言われてしまった。
いやいやそんなことは全く無いです。
というか、そんな風に受け取るものなのか。そのことにこちらが驚いてしまった。
「宿代とは別に有料になってしまいますし、狭くて小さいところですよ。いいんですか?」
「いや、せっかく来たのでいろいろ入ってみたいだけなので」
「源泉は同じですけど・・・」
ああ、集中管理の共同配湯なのね。それはちょっと残念。
ロングコートを着て帽子を被って手袋をはめてポケットには小銭と手拭い、フロントで傘だけ借りて、さあ出発。