◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

8.星生温泉 九重星生ホテル

　今日も今日とて空模様はいまひとつ。
　時々すかっと青空がのぞき、今度こそ晴れると期待はさせるものの、またいきなり雲の中にずぼっと突っ込んだりして、気が付くと辺り一面霧だったりする。

　早朝、鍋ヶ滝を見に行った時からそうだ。
　新明館の洞窟風呂に入って、ほかほかしたまま黒川温泉を後にしてからも、やまなみハイウェイでまたまた希望と落胆の繰り返し。
　この阿蘇と湯布院を結ぶ絶景やまなみハイウェイ、晴れ渡っていたらきっと素晴らしい景観が楽しめるのだろうなぁと思いつつもほとんどその恩恵にあずかれないまま星生温泉までやってきてしまった。

　今日の立ち寄り温泉もすっかりやませみさんプランニングに頼り切ったものだ。
　その中でもこの星生温泉と、次に寄る予定の筌の口温泉は義満さんやtakayamaさんの推薦もあり期待が高い。
　星生温泉はお湯だけでなく景色も一級品だよと聞いているので、パパも気に入るかもしれない。
　幸い雲が切れてまた青空がのぞいている。どうか今のうちに・・。

　星生温泉 九重星生ホテルはやまなみハイウェイ沿いにあって場所はすぐに判ったが、外観はウェブサイトを見て想像していたよりは少し古そうに見えた。
　九重に星が生まれるなんて乙女な名称が勝手にイメージを膨らませていたのかもしれない。

　ホテルの温泉ではあるが、敷地内に車を進めると山恵の湯は宿泊者用の浴室という感じではなく、気軽に日帰り利用できるように独立棟になっていた。
　そしてまた、営業時間前なのだ。
　あと10分ほどしないとオープンしない。今回の旅行はやたらとこのパターンが多い。

　しかし山恵の湯の入り口が開いていたので伺ってみると、カウンターに出てきた管理人さんが一般の人が入る前にも関わらず、特別に受付を済ませてくれた。ありがたい。
　受付札はやっぱり1番。またもや一番風呂ゲット。