万象の湯のパンフレットには芹川下流に「
御前湯」、中流に「
ラムネ温泉館」、上流に「
万象の湯」があり、ここに長湯温泉史第三章が始まるとある。
ということはこれら長湯温泉を代表する日帰り温泉の中で、万象の湯は一番最後にできた新しい日帰り温泉だということか。
ここには大浴場(含む露天風呂)だけでなく、大広間休憩室、足湯、家族風呂、レストラン、自炊棟、パーティーや会議に使えるホールまである。
小奇麗で今風なそれぞれ棟が繋がりあってひとつの施設を形成している。
産地直売コーナーもあって、パパは帰りに買って帰ろうと野菜を物色した。
温泉の受付で天風庵の割引券を出すと一人100円で入れる。
外観は真新しい感じに見えたが、浴室はそれと比較すると年季が入っているように見える。その理由はお湯にあった。正確にはお湯の成分にあったと言うべきか。
大小の浴槽があって、大きい方はさっきの
翡翠之庄のように緑がかった茶色の濁り湯が入っている。
小さい方は無色透明に見える。
内湯は結構混んでいたので先に露天風呂に出てみた。
露天風呂は浴槽の横のドアから出られるようになっていた。