キッザニア X キッザニア 本物のテレビ局のお仕事だ!

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キッザニア1部に並ぶ キッザニアのパビリオンのアクティビティとしてじゃなくて、正真正銘ホンモノのテレビ局のお仕事をすることになるとは夢にも思わなかったその回の、キッザニアのレポート!!スタート!!

2008年3月27日(木)。
一応平日だけど春休み。春・夏・冬休みは当日券販売もなくて予約でチケットを押さえるしかない。
もちろん今回も半年前になんて予定は決められず、2ヶ月ほど前の月初めにキャンセル拾いでゲットした。
(予約の話はこちらでどうぞ→キッザニアを予約しよう)

キッザニアは10時〜3時の1部と4時から9時の2部に別れているが、実はまだ1部には参加したことがなかった。
今回、初の1部参加になる。

それと前回まででほぼ、子供たちが希望する人気パビリオンはクリアしたので、これまた初めてゆっくりスタートにしてみた。
つまり入場前に早々と赤絨毯に並び、人気パビリオンの初回定員に入るため、長い時間待つのはやめにした。

・・・というか、単に私が朝が弱いっていうのもあるかも〜。
(何故、早めに行ったりゆっくり行ったりするのかはこちらで→キッザニア攻略【何時から並ぶ?】)

電車までが遅延して、ららぽーと豊洲到着は予定より遅めの9時2分頃だった。
ららぽーと豊洲のセンターポート(中央の入り口)を入ると真っ正面にキッザニア入場待ちの最後尾があった。
ここに並んでいると列は3〜4分ほどで動き出し(前の方に並んでいる人はもっと前から移動していたと思うが)、簡単に鞄の中を調べるセキュリティチェックを終えた後、3階へ移動した。



キッザニア入場待ちの列は、キッザニア横の赤絨毯から始まって、延々とセンターポート方面まで伸びていて、私たちはちょうどその中央の吹き抜けの前に並ばせられた。
並ぶか並ばないかのうちにスタッフに発券に行って下さいと即され、とりあえず延々と歩いてキッザニアの前まで行き、受付カウンターで発券手続きをした。
ついでにコートを4階のコインロッカーにしまい(キッザニアのある3階のコインロッカーは200円だけど、目の前のエスカレーターを4階に上がれば100円のロッカーがあるのよ)、トイレに寄ったりして、再び子供たちのところに戻ったときには、もう子供たちも周りの人もセキュリティブレスレットをつけて終えていたので、途中で見つけたスタッフに私もつけてもらった。
これで入場前の準備は万端。

こうして歩き回っている間にも・・・やたらとPressの札をつけた人とすれ違う。
今日は何か取材でもあるのかな。
まさかそのときは本当にテレビに出ることになるとは思わなかったのだ。


カナとレナの二人が着ているTシャツを見て、並ぶときに世話をしてくれたスタッフが「あっ」と言った。
「それってキッザニアのファッションブティックで作ったシャツじゃない。でも模様が取れちゃわない?」そう言ってしげしげと見たあと、「お母さんが取れないように縫ってくれたんだ」
「ち、違うんですよ。自分たちで縫ったんです」と、慌てて私。
「えーっ」
そう、二人ともキッザニアに自分で作ったTシャツを着て行くんだって、昨日は一日頑張ったのだ。
キッザニアのブティックで作ったTシャツ



エコ・キッザニアン・スタンプラリーとエコバッグ 自分にとっての1部参加のメリット。
終わりが早いことかな。やっぱり2部の夜9時終了はきつい。といってもうちの子供たちは既に小四と小二だから幼稚園のお子さんを持つ家庭よりは楽なはず。

デメリットは・・・朝の弱い私はこの時間でぎりぎり。人気職業を攻略するために早めに並ぶなんて絶対できない。
あと、電車でアクセスする私たちはこの時間だとラッシュに巻き込まれる。
土日ならもう少し空いているかもしれないけど。

ということは、我が家にとって一番楽なのは2部のゆっくりスタートかもしれない。


9時半頃に何となく列が動き出して、私たちが空港ゲートまでやってきたのは9時45分頃。

まだエコ・キッザニアン・スタンプラリーのポスターが貼ってある・・・と思ったら、「3/25をもって終了」と上から赤いシールが貼ってある。
エコバッグと言えば、前回キッザニアでもらったエコバッグを子供たちはちゃあんと持ってきた。今日作る作品を自分で持ち帰るためだ。
私がキッザニアでいいなと思うところは、こういうことを嫌みなく学べるところだ。



入場は9時48分。
開園1時間を切って到着した割には思っていたよりスムーズだった。
子供たちにはこれだけはお願いしてある。
「最初のお仕事は、待たずにできるところにして」

私はキッザニア攻略【何時から並ぶ?】でゆっくり行った場合の例など挙げているが、それは理論上の話で実はまだゆっくり行ったことが無かった(行かずに書いているのだからまったく図々しい話だ)。
なので今日はぜひ自分の書いたことを実践してみようと思う。

さて、今回子供たちがやりたい仕事は・・・
カナ(小四 あと数日で小五)
  • デパート(レジ)
  • スポーツクラブ(インストラクターor生徒)
  • 花屋
  • 歯科医院(歯科医or歯科衛生士)
レナ(小二 あと数日で小三)
  • カーライフサポートセンター
  • スポーツクラブ(生徒)
  • ビューティーサロン(店員)
カナがデパートのレジをやりたがっているのには訳がある。
デパートの目玉商品は先月までエコ定規だったが、待望の値下げの後、カナが買って数日後に売り切れてしまった。
残念ながらもう入荷の予定がないらしい。
妹もエコ定規をほしがっているのを知っているカナは、デパート店員になって、デパート担当のスーパーバイザーに「もう一度エコ定規を売って下さい」とお願いするつもりだった。

カナはとても自分のエコ定規が気に入っていて、毎日わざわざ手に持って学校に行くぐらいだが、エコ定規売り切れの話を聞いてから、レナにはそのことを内緒にして、彼女は自分のエコ定規にレナの名前も書いてやった。
「これは二人のだからね」
キッザニア東京の中



トラベルセンターの受付 春休みなので想像通り中は混雑している。
人気のお仕事はどこも既に定員オーバー。大人気お菓子工場なんて恐ろしいことに四回先の子供まで並んでいた。

でも逆に人気の無いパビリオンはまだがらがらだ。
デパートをのぞこうとしたらカナは「私がやりたいのはレジだから」と入ろうとしなかった。
デパートパビリオンは初回のお仕事はディスプレイ、二回目からレジ中心になる。

商店街を見ると、花屋は定員いっぱい。はんこ屋は二回先の定員まで。
でも思った通り、額縁屋には誰も並んでいない。
カナをここに並ばせた。
それが大失敗で、彼女にとって可哀想なことになってしまうとはこのときは思いもしなかった。

レナは額縁屋は経験済みなので、トラベルセンターへ連れていった。
穴場ストリート(と私が呼んでいる)沿いのトラベルセンターと新聞社はまだ誰も並んでいなかった。

「いっぱいカード持ってるね。ここのお仕事はやったことある? スイスって知ってるかな?」
「・・・うちの1階の部屋に飾ってある写真はスイスだよ。行ったのはレナたちが生まれる前だけど。ママはスイスが好きだなぁ〜、あと、ほら、スイスはハイジの国だよ」と母のささやき。
「やってみる」
あっ、ちなみに我が家の1階に飾ってあるスイスの写真はこれです→マッターホルン



二人の初回の仕事が決まったところで、ホッとした私はキッザニアを一周して回った。
まだまだぎりぎりまで入場者の列は途切れない。
そして9時57分に中央広場前のバルコニーで鐘が鳴らされ、スタッフのキッザニアダンスが始まった。
いよいよ開園だ。

10時ジャストに各パビリオンでお仕事がスタートした。
カナはまだ一人ぽつんと額縁屋の椅子で待っていたが、トラベルセンターはレナの他にも3人の子供が来て四人で仕事がスタートしていた。


今回最も新しいお仕事。それは今月24日から始まったばかりのスポーツクラブのインストラクターだ。
今日が27日だから、まだスタートして四日目。できたてのほやほや。

スポーツクラブは前からあるパビリオンで、ヨガ、バランスボールなどの運動を各回決められた時間に習うことができる。
どちらかというと穴場系で、何時行っても空いている。

そこに今回教わる役ではなく、教える役のお仕事ができた。
公式サイトを見ると、「お仕事を体験できる時間は、キッザニアオープン直後から1時間後くらいになります」と書かれている。

カナもレナも前回から急にスポーツクラブに興味を持ち始めて、前回も行こうとしたがタイミングが合わなかった。
今回こそと思っている。
そこで、二人が最初のお仕事に並んでいる間にちょっと調査に行ってみた。
スポーツクラブのインストラクター



キッザニア東京の病院パビリオン スポーツクラブでインストラクターの仕事について伺ったところ、こんな風に教えてくれた。
  • 定員は1人〜9人
  • 各部一回しか行わない(1回しか募集しない)
  • (1部の場合は)11時10分からヨガが始まるので、それに響かない時間であればいつでもお仕事をスタートさせられる
  • つまり、人数が定員に達するか、時間が来るか、どちらかの条件が揃った時点でスタートする
  • 時間に余裕があり1〜2人しかいなければ待つと思うが、子供たちをあまり長い時間待たせたくないので、ある程度人数が揃ったら、定員に満たなくてもスタートする
ということは、一気に定員が埋まれば開園と同時にお仕事が始まる可能性もあるということか。そして遅くとも10時40分頃には始まってしまうわけね。

この時点ではまだ誰も並んでおらず、私はスタートは10時40分ぎりぎりになるのではないかと踏んだ。

カナが最初に並んだ額縁屋は、レナが以前30分未満で作り上げたお仕事。カナならもっと手際よく作業するだろう。たぶん間に合うのでは。
レナはスポーツクラブの生徒がやりたいと言っていたが、こちらもトラベルセンターは20分ぐらいの仕事。巧くしたら姉妹で、そうでなくてもどちらかは、最新のお仕事スポーツクラブのインストラクターができるかもしれない。

左の画像は混雑する病院パビリオン



ところが、そこまでリサーチを終えてカナの所に戻ってみると・・・

なんと開園して10分も経過しているのに何故かがくぶち屋パビリオンはもぬけの空で、誰一人スーパーバイザーが来ていないのだった。

私は青くなった。
カナはずっとがくぶち屋の待ち椅子に座っていて、開園前に一度誰かが来て彼女の肩に名前と年齢を記すシールをつけてくれたと言う。
確かに彼女の肩にはちゃんとシールがついている。
ということは、キッザニア側では彼女ががくぶち屋に並んでいるということを認識しているはずだ。
なのに誰もいない。
隣を見ると、はんこ屋もジューススタンドもとっくに仕事を始めてどんどん進んでいる。
花屋なんて二人もスーパーバイザーが付いている。
いったいがくぶち屋はどうなっているんだろう。
嬉しそうにユニフォームに着替えて夢中で仕事をしている周りの子供たちを見ながら、泣きそうな顔でカナは言った。

「誰かに聞いてきて・・・どうしてここだけ始まらないの?・・・」
がくぶち屋で待つ


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