徒歩で近いと言っても流石に車で移動。
山川砂むし温泉「砂湯里」の次はヘルシーランドたまて箱温泉。
いったん海沿いから離れ、猫耳の岩山にさらに近づく。
この岩山は竹山という名称で、ヘルシーランドの敷地はその竹山周辺一帯全域に及んでいた。
「あっ、そこを右みたいだよ」
「えっ、だってヘルシーランドは左だって書いてあるぞ」
「でも露天風呂は右だって書いてあったよ」
「どうなってるの?」
ヘルシーランドの駐車場に入りそうになって手前で停まる。
その時は自分も混乱してよく判っていなかったが、ヘルシーランドには温泉保養館とたまて箱温泉があって、温泉保養館の方は男女別大浴場や室内温水プールや家族風呂や休憩室を備えた日帰り温泉で、たまて箱温泉はヘルシーランドの一部ではあるがその温泉保養館とは離れた場所にある別棟で、料金形態も別で、絶景露天風呂だけがある(洗い場はあった)施設だった。
だから多分温泉保養館の方がヘルシーランドの本体だけど、たまて箱温泉の方がむしろ今は有名なんだと思う。
そしてヘルシーランドにはこれら温泉施設の他に、グラウンド、レストラン、子供広場、観光農園なんかもある。そしてその一部に山川砂むし温泉「砂湯里」もあるわけか。
実はたまて箱温泉は今年の夏の台風で一時休業していたのが、今月12日にリニューアルオープン。
だからまだ再オープンしたてになる。
さっきも書いたが世界最大級の旅行クチコミサイトの「行ってよかった日帰りスパ&温泉施設」で今年の1位を取ったらしい。
それは銭湯でのおしゃべりを聞く限り、結構地元の誇りらしい感じになっている。
流石にそこまでの絶景なら、お湯の良しあしを別にしても行く価値がありそうだと思っていた。