子供や赤ちゃんと温泉に入るときのマナー、注意について

 初めて小さい子供連れで温泉に行くことになったら…いろいろと心配がありますよね。どのくらいから入れるかしら、どうやって入れればいいかしら、周りの人に迷惑をかけないかしら…
 赤ちゃんと温泉に入るのは、大変です。大人だけで入るようにはいきません。でも楽しいことだっていっぱいです。ぜひトライしてみて下さい。



[目次]

1.他のお客さんのために気をつけること

■そんなに急いでどこへ行く? =浴室等で騒がせない、走らせない=
■寝たコを起こすな =休憩室で騒がせない、走らせない=
■どぼんはいけませんって =洗ってから入れよう=
■見てはいけないものを見た? =トイレは済ませて=

2.ベビー、子供のために気をつけること

■お熱いのはお好き? =温度に注意=
■脱衣所は苦労がいっぱい =ベビーベッドは完備か?=
■人生あきらめが肝心 =無理して子供を入れることは無いです=
■デビューは若いうち? =何歳ぐらいから温泉に連れていく?=

3.赤ちゃん・子供連れで温泉に行くときの便利グッズ

赤ちゃんの頃から子供たちを連れて、北へ南へ年間10回近くの旅行に出かけていた自分の体験から、ママの目で見た便利グッズを紹介します。

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1.他のお客さんのために気をつけること

■そんなに急いでどこへ行く? =浴室等で騒がせない、走らせない=  

 子供っていうのは珍しい場所へ行くとはしゃぐものです。
 これが赤ちゃんだと、珍しい場所へ行くと恐怖で泣いたりします。
 どっちにしても、脱衣所や浴室や湯船で騒がれると、親も困りますが、周りの人も迷惑です。

 聞き分けのある年なら、びしっといきましょう。他のお客さんや施設の人ににらまれる前に、親がナントカすべきです。
 なんとかったって、聞かないかもしれません。そう言うときは、潔く、風呂から上がってしまう。これしかないです。

 赤ちゃんの場合は、抱っこしても泣きやまないなら、とにかく退散するしか手がありません。見慣れない場所が怖いのです。知らないおじちゃんおばちゃんも裸でいるし、カルチャーショックなのでしょう。露天風呂の開放感に恐怖を感じる赤ちゃんもいます。フツーの日本の家屋の場合、お風呂は狭いと決まっていますからね。

 泊まりで温泉に来ている場合、ひとけが無い時を見計らって、浴室に連れていくという手もあります。ダレもいなければ、多少の歓声は許容できるでしょう。しかし、もっとキケンなのは、そう、走ること。

 子供はよく転びます。増して、ウェットな場所はよく滑る。でもって、温泉の成分でぬるついていたりすると…見事な大回転を決めてくれたり…させてはイケマセン。いいですか。決してイケマセン。阿鼻叫喚…。

 プールのつもりでばた足もいけません。顔の側でやられたらムッとするでしょうが。
 お風呂はリラックスする場所で、泳ぐ場所でないことを教えてあげましょう。
 手で縁につかまって浮かんでゆらゆらするところまでは許容できます。

 まあ、とにかく収集がつかなくなったら、さっさと上がる。これしかないです(あっ、さっきも書きましたか)。

■寝たコを起こすな =休憩室で騒がせない、走らせない=  

 子供っていうのは、新しい場所、広い場所へ行くとハイになって走り出して止まらなくなります。
 昨今の日帰り温泉施設なんかだと、大体小綺麗な和室休憩室があって、無料で使用できたりします。
 話はそれますけど、和室っていうのは、座布団広げて子供を寝かすことができるから、蕎麦屋みたいなイスとテーブルの休憩室より断然子供連れには使いやすいですな。

 座布団広げて寝たくなるのは子供とは限りません。
 限らないのです、はい。
 温泉につかって、身も心もリラ~~ックスした大人は、和室休憩室を見ると、ビールとか飲んで寝てしまいます。ああ、カラオケ設備付きの休憩室では耳栓がいるかもしれませんが。

 うとうととろとろっとしたときに、耳元を戦車が通過し、対空砲火がうなりをあげて…オシマイまで言わなくて宜しい? ハイ失礼しました。
 いや、ですからそういうとき、「ばかやろーっ、ここをどこだと思ってるー!!」とならないためにですね、なんとかしようと…なんとかならない、それは困りました。はい、退場下さい。

 取りあえず、お風呂上がりは喉が渇くもので、ペットボトルの水かお茶は事前に準備しましょう。それとお菓子ですね。
 赤ちゃんの場合は忘れずミルクを持ち込みましょう。もちろん自前のミルクの方は哺乳瓶はいらないですね(笑)。
 衛生上や営業上の理由で持ち込みを禁止している施設も多いです。そういうところは、売店がありますから、買いましょう。水かお茶、あるいは牛乳を腰に手を当てて飲むのも良いでしょう。大人ならビールですが(いや、私はビールは飲めません。他のアルコールにして下さい)、子供には法律で許されている飲み物を買ってあげて下さい。
 アイスクリームもポイントが高いです。いい子でお風呂に入ったら、アイスクリームを買ってあげる、という台詞に弱いお子さまは多いです。

 いろいろ大変ですけど、でも子供連れは和室休憩室でラッキーなことが待っています。
 相当な確率で(我が家は70%ぐらいの確率で)、温泉に来た見知らぬおじいちゃんおばあちゃんに、お菓子を頂きます。本当です。騙されたと思って行ってみて下さい。
 もちろん頂いたら、ちゃんと子供にお礼を言わせましょう。親も一緒にお礼を言いましょう。旅先で出逢った見知らぬ方が、子供達を可愛がって下さるのは本当に嬉しいことです。

■どぼんはいけませんって =洗ってから入れよう=  

 おむつを外して赤ちゃんのお尻の臭いをかいだことがあります?
 のっけから強烈でしたか。
 では、夏場の子供の頭頂部は?

 子供は予想以上に汚れています。赤ちゃんはもっとです。だっておむつをしていると、通気性は悪いし、いくら紙おむつが進化したって自動で洗浄はしてくれません。

 掛け湯ごときではなく、しっかり洗いましょう。もちろんお風呂に入れる前にです。
 旅先で疲れて夜はお風呂に入らないで寝ちゃうかもなんて時は、昼間、日帰り温泉施設に行ったときに、髪まで洗っちゃうという手もあります。最近の温泉は、シャンプー、ボディーソープ完備のところが多くて嬉しいです。

 どうしても洗い場も何も無い、本当に湯船だけがある、露天風呂とかの場合は、とにかく掛け湯掛け湯掛け湯攻撃ー。とくにお尻お尻お尻はもうよーく流して下さい。何度もいうようですが、赤ちゃんのお尻は要注意です。
 顕微鏡で見たことはありませんが、そのまま公共のお湯につけて良いしろものではありません。

 あっ、大人も同じですよー。

■見てはいけないものを見た? =トイレは済ませて=  

 さて、いよいよ最も難易度が高い問題です。
 もし、子供がお風呂でもよおしたら…。考えるだにオソロシイ。
 年齢別に対策を考えましょう。

 おむつのとれた子供。
 これは簡単です。しかし、油断はいけません。裸になって大量のお湯を目にすると、ト、トイレ…しかももう、間に合わない…となる子供は予想以上に多いです。
 旅先ではハイになりがちで、この油断、侮れません。
 対策は単純。しかし忘れないこと。お風呂にはいる前にトイレ。幸い、ほとんどの施設では脱衣所にトイレがあります。出ないと言っても、一度トイレに連れていきましょう。これでほとんどの事故は防げるはずです。

 新生児。
 いうまでもなく、これは危険度ナンバー1です。
 どの辺がキケンかというと、脱衣所、浴室内どころではなく、浴槽内で排泄してしまうお年頃だからです。
 これは絶対に許してはイケマセン。公共のお風呂で、茶色の物体が浮いたり拡散したりするのは、サイアクです。サ・イ・ア・ク。
 いつぐらいまでこういう状況が続くかは、毎日自宅でお風呂に入れていれば判ると思います。浴槽内で排泄する可能性のあるお年頃は、公共の浴槽に極力入れない方がいいでしょう。まあ、生後三ヶ月ぐらいまで…かな。
 もちろん、銭湯が温泉であるようなエリアの場合は、浴室内にベビーバスが用意されているところもあるそうです。そういうところを利用するのはいいですね。
 また、一般家庭に風呂場があるとは限らなかった時代、赤ちゃんを銭湯に入れるとき、お尻にタオルをあてて入れていたようです。浴槽にタオルを入れて良いかと言う問題もありますが、直接出ちゃうよりはマシかもしれません。でも排便はともかく排尿はタオルでは防げないですから、やっぱり入れなくて済むなら、それに越したことはありません。
 どうしても入れざるを得ないときは、手早くね。赤ちゃんも茹だっちゃうし。

 おむつの取れていない子供。
 一番苦労する年頃です。
 一番粗相の多い年頃でもあります。
 ポイントはいくつか有ります。
 まずはお風呂に行く前に水分をあまり与えない。
 昔、ミルクを飲ませるとおしっこするお人形があったな。あんな感じ。飲まなければ、すぐには出ないことが多いです。水分はお風呂上がりにたっぷりあげましょう。注意点があるとすれば絶対に長湯をしない、入ったらさっさと上がること。
 次におむつをチェック。既に濡れていればラッキー。入る前に排泄を済ませていれば、かなり安心してゆっくり入浴することができます。
 おむつが濡れていなかったら休憩室などでちょっと様子を見てみましょう。余裕が有れば、おむつが濡れてから、脱衣所へ移動しましょう。
 さらに上級テクとしては、お風呂に行く前に、逆に大量の水分を与え、一回排尿を済ませてから先へ進むという手もあります。
 さて最後に、この年頃のお子さまが、お風呂に入るとき粗相をしてしまうとしたら、それは9割以上の確率で、脱がして1分30秒以内です。洗い終わってからや、増して一度湯船に使ってから、粗相をするということはまず無いはずです。
 体が温まると、人間は排泄したいという気持ちが薄れます。だからお湯に入ったりシャワーを浴びたりすると、その場でジャーっということは無いのです。
 そのかわり、脱いだ直後は一番寒さを感じるし、浴室に移動して大量の水分を目にすると、一番危険な状態になります。
 このときが要注意です。とりあえずもたもたしないで、すぐシャワーをかけて体を温めてあげましょう。
 前項で書いたように体を洗わずまっすぐ浴槽へ向かうと、浴槽の手前でいきなり危険状態になってしまうこともありますので、そうした危険を回避するためにも先に体を洗ってあげましょう。

 万が一の時は、よーーーーく流して、周りの方に謝りましょう。

2.ベビー、子供のために気をつけること

■お熱いのはお好き? =温度に注意=  

 初めて赤ちゃんと温泉に行く計画を立てるとき、何を一番気にしますか?
 周りへの迷惑関係は、前項で検討しましたので、ここでは赤ちゃんのために何を気にするかですけど。

 割と多いのが、泉質じゃないでしょうか。赤ちゃんに入れるかしら…って。
 たぁしかに、最初から目にしみるような酸性泉はきついと思います。草津とか、酸ヶ湯とか、カムイワッカ・川原毛大湯滝とか(だからそもそもカムイワッカに子供を担いで行っちゃ駄目ですって)。
 でもね、お子さんのお肌が特別弱くなければ、それほど神経質にならなくても大丈夫です。もちろん心配なら、最初は単純泉から攻めるのが安心かと思いますが、強酸性泉でなければ、硫黄泉でも見た目ほどの刺激は無いです。

 それよりもっと注意しなくてはならないのは、そうです。お湯の温度。これは事前に判らないことも多いので要注意です。沸かしているところも多いですからねー、源泉温度では測れません。行ってみたら大浴場、激熱浴槽でギブアップ…なんてこともあります。
 気合を入れて泊まりで行くときにはお宿に事前に聞いてみるのも手です。温度の違う浴槽がいくつかあるなら、ぬるめのところで。
 そうそう、源泉浴槽の場合、勝手に水道ホースを引き込んでぬるくするのはご法度ですからね。

 温泉は含有成分があるので、水道水を沸かしたものより熱めのお湯でも、人間すんなりと入れてしまうのだそうです。でも自覚症状は無くても熱いものは熱いので、なんだ大丈夫じゃん、なんて入っていると湯疲れしてしまうそうです。
 赤ちゃんに限りませんが、寒い時期に寒い脱衣所から急に熱い湯に入ったり、アルコールを摂取していると危険倍増です。大人も笑っていられませんね。

 まあとにかく赤ちゃんは長湯をさせない。大人は可能なら、赤ちゃんを上がらせた後、またゆっくり入りなおすなりしましょう。

■脱衣所は苦労がいっぱい =ベビーベッドは完備か?=  

 赤ちゃんと温泉に入るとき、一番苦労するのは何でしょう。
 私の経験から言えば、それは脱衣所です。
 お座りも自分でできない赤ちゃんの場合、常に抱っこすることになりますから、赤ちゃんや自分の掛け湯や、石鹸類で体を洗うことも片手でなんとかなりますが(自分の頭を洗うのは、赤ちゃんと一緒でないときに)、赤ちゃんを支えたままだと、とにかく自分の脱衣ができない(涙)。

 そういうとき、脱衣所のベビーベッドは涙が出そうなくらいありがたいです。

 ありがたかったので、自分の温泉データには、気がついた範囲で施設のベビーベッドの有無、またその代わりになるものがあるかどうか記載しています。

 ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせて、自分が脱ぐ。たかがこれだけの動作ですが、あるのと無いのとでは大違い。

 ベビーベッドの代わりになるものとしては、
・簡易オムツ換え台(よく気の効いたトイレなどに設置してあるあれですな。ベルトをかけて転落防止)、
・大きめで平たい座れるスペース(中央に畳など張ってあるものもあります。東北方面でよく見ました。お風呂上りのくつろぎスペースにも重宝)、
・長いす(とりあえずこれだけでも、無いよりはマシ)、
・マッサージチェア(どうしようもなければ、これも活用。赤ちゃんの転落防止には要注意)…。

 私は最後は脱衣かごまで使用したことがありますが、バランスを崩して子供が転がってしまい失敗しました。みなさんは真似をしないように。

 同性の同行者がいれば、こういうとき、楽ですねー。そんなわけで、小さい赤ちゃんと最初に温泉旅行するときに、三世代旅行など設定すると、何かと助かったりもします。おじいちゃんおばあちゃんも孫と一緒に旅行できて嬉しかったりしますしね。一石三鳥ぐらいです。

■人生あきらめが肝心 =無理して子供を入れることは無いです=  

 ちょっと初っ端から逆説的ですかね。
 赤ちゃんが小さいからって、温泉に行くのをがまんすることもないかと思います。
 が、しかし、それと温泉に入れることとは別。
 アトピーを治したいからとか、はっきりした理由があるならいざ知らず、どうしても赤ちゃんを温泉に入れる必要がありますか?

 温泉に入りたいのは大人でしょう。
 温泉に入れるのが難しいような年頃の赤ちゃんが、温泉に入りたがっているとは思いません。
 せっかく温泉に来たのだから、この子にも楽しませてやらないと…なんて思いますけど、もしかしたら赤ちゃんにはありがた迷惑かもしれません。

 赤ちゃんにしてみたら、温泉は、怖いかもしれない、熱いかもしれない、寒いかもしれない、疲れるかもしれない…。

 親もそれが苦ではなく、赤ちゃんも喜んでいるようならいいんですけど、もし赤ちゃんが、眠っていたり、ぐずっていたりしたら、また、しそうになったら、無理して入れることはないんです。大人が複数いれば温泉には交代で入って、赤ちゃんは寝る前に部屋の小さなお風呂で済ませたっていいんです。
 もう少し大きくなれば、自分で脱いで、自分で洗って、どんなお風呂にも入れるようになりますよ。家より大きなお風呂や、空の見えるお風呂に面白がって楽しめるようになりますよ。それからだって遅くないんです。

■デビューは若いうち? =何歳ぐらいから温泉に連れていく?=  

 自分で書いてみても、これって難問です。
 いくつぐらいから温泉に連れて行きますかねぇ。

 ちなみに我が家の長女の温泉デビューは、生後六ヶ月でした。なぁんだって感じでしょ? 別にとりたてて早くありません。
 それでもやっぱり最初は苦労しました。前述の脱衣所などでは、悩んだり困ったりしました。

 デビューしたのは、栃木県の平家平温泉 御宿こまゆみの里です。最初なので泉質も無難な単純泉です。感じの良いお宿で、宿の方に、赤ちゃん入れたの? 六ヶ月? へぇー、うん、大丈夫だと思うよ、でもうちの親戚の六ヶ月の赤ちゃんはまだ入れさせたことないなぁー(笑)とコメントをいただきました。

 次は日帰りで、群馬県 つつじヶ丘牧場つつじの湯。
 このときは思い悩んだ挙句、自分は服を着たまま、赤ちゃんを脱がせて軽く洗い、湯船にぽちゃんとつけました(笑)。汗だくで馬鹿なことをしている私を見かねた見知らぬおばちゃんが、湯船から手を伸ばし、娘を少しの間入れてくれました。感謝です。
 でもってお風呂に入ってさっぱりした赤ちゃんは和室休憩室で寝かせて、パパに見てもらっていて、自分はあとからゆっくり入りました。

 次女はもっと早いデビューです。たぶん生後四ヶ月くらい…首はすわっていたと思います。
 こちらはいきなり日帰り施設でデビューです。東京の板橋温泉 けやきの街の天然温泉スパディオ(現在はおむつの取れていない乳幼児は入館不可となっています)。
 既に長女で慣れていたので苦労はありませんでしたが、長湯はさせないように注意しました。

 その後、いくつかの温泉を経て、次女は生後8ヶ月ぐらいから、がんがん温泉に入るようになります。このころ北海道に一週間くらいの旅行をして、一日1~2湯ぐらいのペースで毎日違う日帰り温泉に入っていました。もう硫黄泉だろうがなんだろうがOKです。
 既に慣れきっているので、少々熱い湯でもかまわず入ってしまいます。
 つかまり立ちができるようになると、自分で縁をまたいで勝手に入ってしまいます。あまりに場慣れした様子に、地元民と間違えられることしばしば。恥ずかしー(温泉慣れしすぎていることがですよ)。

 ま、そんなところです。

 温泉デビューが早い赤ちゃんの中には、地元の銭湯が温泉だったから、ほとんど生まれたときから温泉に入っているっていう人もいます。
 逆立ちしたってそういう方にはかないません。

3.赤ちゃん・子供連れで温泉に行くときの便利グッズ

■バスタオルは大目に

 大人だけの旅行よりバスタオルは一枚多く。
 お風呂上りに体を拭くだけでなく、赤ちゃんが寝ちゃったときのタオルケット代わりにもなります。
 チャイルドシートの背中に敷くのも有りです。

 お勧めなのは片面がガーゼのタイプ。
 両面パイル地のバスタオルと比べて、格段にかさばらず、かつ吸水性が抜群です。
 特にメイドインジャパンのタオルがいいですよ。何回も洗った後に中国製と差が付きます。

片面ガーゼのバスタオル

■ペットボトルに付けられるストロー

 ストローが使えるようになってきた赤ちゃんの場合、何かと便利なのがペットボトルにキャップのように取り付けるストロー。
 最初見つけた時はこれは便利と通販で買ったのですが、その後、100円均一でも見かけるようになったので今では一般的かもしれませんね。

■お菓子のおまけのキャラクター人形

 100円ちょっとのラムネなどに付いてくるキャラクター人形です。うちの子供たちの頃はポケモンキッズというポケモン指人形が大流行りでしたが、今はどうかな。
 こういった人形が便利な点は、どこでも売ってる。無くしても安価。そしてお風呂で遊べるの3点です。
 ただし、濁り湯の場合は沈むと見つけるのが大変なので(経験者談)、できれば透明なお湯専用にしておくとよいです。

子供がお風呂で遊べるおもちゃ

■100円ショップのおもちゃ・文具詰め合わせセット

 この他に子供が幼稚園ぐらいの頃、飽きさせないために我が家が持って行ったものとして、おもちゃ・文具詰め合わせセットがあります。
 箱などにおもちゃを詰め合わせにしておいて、旅行が始まったら渡すのです。中身は100円ショップで買ったカラーペンやキャラクターの塗り絵、スケッチブック、シール、シール帖、おりがみなどです。
 お子さんの性格や興味のあるものに合わせて中身は変えてください。
 うちは普段はあまりスナック菓子などあげていなかったので、旅行中だけはそれも解禁にしたりして、ぐずり解消に役立てていました。

■その他

 国内旅行であれば、山奥の秘湯や離島で無い限り、ベビーフードにしても着替えにしてもおむつにしても、忘れたり足りなくなってもだいたい途中で手に入るものです(夜間で無ければね)。
 むしろ絶対に忘れてはならないのは、子供のお気に入り、それが無いと眠れないといったグッズ、常備薬です。
 これらは替えが効きませんし、旅先で紛失してもやっかいです。
 出発の時に忘れずに。移動中も落としたり無くしたりしないように。これだけ気を付けていれば何とかなります。
 あとはぜひリラックスしてお出かけください。

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