11.似非草津温泉
ところで今日はいわゆるセンター系のお風呂ではなかったので、たくさん入った割には頭など洗う機会は無かった。まあその気になれば
湯の平温泉松泉閣の露天風呂にはシャンプー、ボディーソープの備え付けはあったが。
夜は宿の大浴場ではなく、部屋に備え付けの小さなお風呂に入ることにした。でも、ただのお風呂ではない。なんと草津の湯の花入りだ。
この草津の湯の花というのは、
草津温泉で市販されている公認のものではない。何を隠そう今年のゴールデンウィークに西の河原公園で勝手に採取してきたものだ(
榛名湖日記6 三日目参照)。
西の河原公園にはあちこち温泉の自噴する池状の露天風呂?があって、その縁には湯の花らしきものが堆積している。これをせっせと掻き集めて、ビニール袋に入れて持ち帰ったという非合法?なしろものだ。
こんな怪しいモノを自宅の浴槽に使う気にはなれないが(おっと)、ものは試しと入れてみた。
結果は…。
なんか緑色に濁った泥水のようになってしまった。
泥湯ってやつか?(違う違う)
お湯を入れているとカナが、葉っぱが出てきた!!と騒ぐ。
正真正銘の天然モノだから葉っぱも混じっているのだ、と開き直るパパ。
笑っちゃうけど一応、硫黄の臭いもするねぇ、この似非草津温泉。