脱衣所の裏には般若の湯がある。摩訶の湯に比べると個性的な作りではないし大きさも半分ぐらいだが、入浴者以外の視線が無いからここはここで落ち着ける。何より温くて浅いので子供は大喜び。しかしパパは…「ぬるすぎるっ」と早々に退散。
子供たちはぬる湯好きだし、最近パパは熱いほうが良いという。お湯の温度で文句を言わないのは私くらいだ。
摩訶の湯が最初に見えた場所でかなりはっきりした硫黄臭があったので、露天風呂でも臭うのかと思ったら、お湯に入ってしまうとほとんど臭いは無い。湯口で薄く臭うだけ。どちらかというと沢水系の臭いの方が強い。味はごく薄いゆで卵系。あっさりしている。肌触りはきしきし。僅かに泡つき。全体的に強い個性は無い感じだが、
宝川温泉、ここはもうロケーションだけで100点満点だと思う。この温さなら、本でも持って入って半日のんびりしたいな。