榛名湖小旅行 第二目  ◇昔ながらの四万温泉と沢渡温泉を巡る◇


9月30日(日)

朝起きたら頭が痛い…やはり昨日のワインを飲み過ぎたか…(笑)。
今朝は少し曇っている。天気は下り坂。
前回、GWに来たときに、伊香保温泉大露天風呂(五つ星)、榛名湖温泉ゆうすげ元湯(もう少しがんばりましょう)、岩櫃城温泉くつろぎの館(趣味じゃなかった)、くらぶち相間川温泉倉渕村総合福祉センターせせらぎの湯(結構お勧め)と、榛名山麓の温泉を巡ったので、今回はちょっと遠出をしてみよう。

熟考の末、四万温泉を選択。

実は、温泉リストを見てもらえば判るが、案外我々は老舗温泉街、有名所に入っていない。避けているわけじゃないんだけど。
というか、そもそも温泉街系が抜けているんだな…。村営、町営の日帰り施設、一軒宿の秘湯ばっかり巡り歩いていたような気がしないでもない。
四万温泉も実はずっと行ってみたいと思っていた。温泉街は古く静かで、泉質は最高と聞く。榛名湖から一時間もあれば行くそうだ。


清流の湯の外観 綺麗で洒落た感じ
四万温泉・四万清流の湯
中之条町営である。
日曜日だから混んでいた。和室休憩室もあるのだが、少し狭く、既に大勢がくつろいでいて、まったく空いた席がない。
ロビーの前に談話室として、イスを並べた綺麗なスペースがあるが、そこもいっぱい。
お風呂も人でいっぱいだったが、露天風呂は比較的空いていた。

びっくりしたのは、最初、足を入れたときは「熱~い」と思うのだが、入ってしまうと熱さを感じない。不思議なお湯だ。清流の湯のコピーが、「さらさらほんのり」なのだが、本当にそんな感じ。さらさらしていてくせがなく、とても入りやすい。よく効きそうだけどヘビーな温泉って結構あるけど、ここは違う。こんなお湯に毎日入っていたら極楽だろうな。

女風呂は目隠しが多くて展望はいまいちだが、目隠しの下の部分が開閉できるようになっていて開けてある。そこからエメラルドグリーンの四万川が見える。男風呂はもっと豪快に景色が見える。残念ながら人が多く、今回はお風呂の写真は撮れなかった。


手前が川、奥の建物が清流の湯
そのかわり、対岸へ回って、外観を撮ってみた。小さくて見えないが、手前に男性用露天風呂が丸見え状態。つまりそれだけ開放感のあるお風呂ということ。次は空いているときに来よう。

あまりに混んでいるので、清流の湯で昼食を取ることをあきらめ、近くの蕎麦屋へ。

なが井ののれん
なが井というお店。ちょっとレトロな雰囲気。座敷で、子供連れにもグッド。蕎麦は蕎麦本来のシンプルな味で美味しい。蕎麦好きのカナに一枚まるまる食べられてしまった。お酒をお代わりするたび、違う漬け物を持ってきてくれるのもパパは嬉しいらしい。
ここで、漬け物にはまったパパは、四万温泉で漬け物を買って帰ることに。

これがナゾのメロン漬けだっっ!!
メロン漬の文字…見えます? どんな味がするのかな?


四万温泉の街並み
四万温泉ってこんな感じ。大きなホテルもいくつかあるけど、全体的にいい感じに鄙びている。

さて、お昼も済ませたところで、どうせならもう一つ温泉に入ってみることに。
今朝、宿泊している施設の管理人さんに、四万温泉に行くなら、沢渡もいいよ、と薦められたのだ。

国道353を途中で曲がって、県道55に入ればすぐ沢渡温泉だ。
「一浴玉の肌」と言われるほどの名湯らしい。
曲がり角に共同浴場がある。大人200円、子供100円。素朴な感じ。
建物の外に下がったのれんをくぐるといきなり脱衣所。

沢渡温泉共同浴場の浴室 雰囲気のある和洋折衷
浴槽の縁が大理石造り、床と壁の下半分が石と洋風な感じで、壁の上はいい色に黒ずんだ木造で和風。雰囲気のある共同浴場だった。浴槽は二つ。湯温を変えてある。また、ここの泉質がまた最高。四万にも通じるが、軽くてさらさらと癖がないのに凄く効く。お肌すべすべだ。
湯船の中でもさほど硫黄の匂いは感じないが、飲泉してみると、結構ゆで卵系の匂いがすることに気づく。舌もじんじんする。ここもまた来たい。

あと、ここは今までに入った中でも最も浴室内の年齢層が高かった。ほんと半端じゃない。

帰ってくると、榛名湖はうすぼんやりとした霧に包まれていた。今夜は大雨とも聞いている。

今日の温泉はどちらも、昔から名を轟かせているだけあって、レベルが高かった。明日は更に超有名どころを狙う??


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