子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 奥秩父日記3*GW駆け込み中津川村キャンプ場 > 1-3長瀞ライン下りは増水で中止

◆◇奥秩父日記3◇◆
GW駆け込み中津川村キャンプ場

3.長瀞ライン下りは増水で中止






 流石に朝早くからチェックインするわけにはいかず、まああの中津川村キャンプ場だから厳密なチェックイン時間まで待てとはいわないだろうけど、せめてお昼までは時間をつぶしたい。

 場所は長瀞。
 長瀞と言えばライン下りかラフティング。
 ラフティングは要予約だと思うので、長瀞ライン下りの受付にやってきたのは雨もようやく上がった7時半。




大雨の時の様子


 念のため車の中からスマホで調べたところ、長瀞ライン下りは昨日は大雨のために休止。
 本日の予定はまだアップされていない。
 そこでまだ営業時間には早いが駐車場の前に車を止めて受付に確認しに行くと・・・

 残念ながら増水のため本日もライン下り中止。
 がっかり。

 でもこればっかりはしょうがない。
 次にすることは食料の買い出し。
 中津川村キャンプ場は本当に道の奥の奥にあるので、一度籠もってしまうとなかなか出られない。
 秩父の街中でベルクという大型スーパーを見つけたので、そこで9時の開店を待って買い出しを済ませた。

 もう他にすることは無いかなぁ。
 じゃあ温泉に寄るしかないね。
 本当は長瀞ライン下りの後に日帰り温泉に寄ってキャンプ場入りするのがベストだったけど。

 今回の行きに寄る温泉としてチェックしていたのは秩父温泉満願の湯とリゾートホテルバイエルが運営している星音の湯の二か所。
 自分ひとりで行動できる時と違ってはしごはできないから、どちらかを選ぶしかない。
 「どっちも距離的には可能だよ」とパパ。
 「星音の湯に行ってみたい」と私。




 秩父の日帰り温泉というと、温度はそんなに高くなくて、硫黄の臭いもしたりして、手触りにゅるにゅる・・・という印象がある。
 これだけなら手放しで素晴しいといいたいところだが、以前はお湯遣いがいまいちと言われた施設も多かった。
 それなりに首都圏からアクセスしやすく、日帰りアウトドアや軽登山客などが多い立地であるからして、湯遣いなどにはこだわらず、日帰り温泉の看板を立て、湯船を広くバリエーションに富んだものにすれば、それだけで十分採算が取れたことは想像に難くない。

 しかしバブルもはじけ、同じ料金ならより良いものをという風潮でもなかろうが、掛け流しという言葉が市民権を得始めた頃からか、埼玉でもお湯だけで後悔させないという施設が増えてきたように思う。
 星音の湯もまたそんな頃に作られた比較的新しい日帰り温泉の部類だ。
 何故か秩父の山の中でチャペルを備えてブライダルも手掛けるリゾートホテルのバイエルが、洋風な本館の佇まいとはまるで違う、完全に和風な趣の日帰り温泉 星音の湯を作ったのはなんだか不思議な気もする。

 秩父のベルクで開店を待っている間に雨の上がった頭上は、今はちらほらと雲の切れ間からまぶしいほどに鮮やかな朝の青空をのぞかせている。
 雨上がりのもわっとした湿気の中、木々の緑が生き生きと呼吸している。
 途中、「つづく激カーブ」という看板に驚いたりしながら、10時10分前には星音の湯に到着していた。


天気悪いなぁ・・・なんか煙突の煙?竜巻?みたいなの見える。左下はベルクの駐車場から見た武甲山



1-4星音の湯へ続く


奥秩父日記3*GW駆け込み中津川村キャンプ場 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME