15.砂糖博物館のカフェ
イニスフェイルを離れながら、流石に空腹は耐え難くなってきた。
パパは砂糖博物館のところにカフェがあったからそこで食べようと提案してくれた。
砂糖博物館というのは、イニスフェイルから7キロミッションビーチ方面へハイウェイを走ったモーリリアンという町にあるミュージアムだ。
ハイウェイ沿いに大きくSUGARと書かれた建物が建っているので覚えていたが、カフェには気づかなかった。
外から見たところ、博物館は暗くひと気がなかったので閉まっているのかと思ったが、それは外壁のガラスが黒っぽいからでちゃんとオープンしていた。
併設されたカフェはBadilaカフェと言う名で、僅かながらオープンエアの席もあるカジュアルなもの。
ミートパイとチキンカレーを注文した。
テーブルの上には
ケアンズや
アサートン高原の見所を描いたランチョンマット。
チキンカレーは皿に入って出てくるのでは無かった。
何故かテイクアウトでもないのにタッパーに入っている。
タッパーの蓋に汚い黒マジックの手書きでCHICKen
Curry + Rice $6.50(大文字小文字も正確に書き写してみた)。
味は悪くなかったけど何となく笑ってしまった。