子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ お湯は熱いこともある、塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッドあり、貸切風呂あり
子連れ家族のための温泉ポイント
小野川温泉で宿泊した宿。夫がセレクトしたからお部屋で喫煙可能なところ。ただしこのレポートをまとめている2024年の6月には全館禁煙になるらしいけど。
温泉街の坂を上って共同浴場の「尼湯」のすぐ裏手。親切でおっとりした感じの女将さんが印象的。保護した猫を2匹飼っていて、あずきは人懐こく、めかぶは愛想が無い。お部屋にはコタツが敷かれていた。
お風呂は男女別の大浴場と貸切風呂があり、貸切風呂は宿泊すれば1時間は無料で利用できる。
まずは大浴場から。先に入ってきた夫が、1つの湯口から熱いお湯とぬるいお湯が出ていて、うっかり火傷しそうになったと教えてくれる。
小野川温泉は熱い4号源泉とぬるい5号源泉だから、たぶん熱いと言うのは4号源泉なのだろう。しかし1つの湯口から両方出ていて混ざっていないというのが、意味がわからない。
「実物を見ればわかるよ」
まあそうだね。
大浴場に入ったとたんににおうゆで卵臭。確かに湯口の件は百聞は一見に如かずだ。
湯口はお湯の出る所が2つに仕切られていて、4号源泉とおぼしき左が68度、5号源泉とおぼしき右が28.8度だった。ぬるい方はあまりにおいがせず、淡い塩味。熱い方はしっかりゆで卵臭がして、塩味もはっきり。そして本当に熱い。
色は無色透明で、湯の花は見当たらず。肌触りはキシつく。
一方、貸切風呂は浴室全体に強いゆで卵臭が漂っている。肌触りも比較的すべすべして、4号源泉単独の湯遣いにこだわっている「うめや旅館」のお湯に近く感じる。
湯口は男女別の大浴場と同じ作りたが、5号源泉は出てはいるものの4号源泉の方が勢いよくたくさん出ているよう。ただしこちらの4号源泉は火傷しそうな温度ではなく、42~43度ぐらいだった。
お風呂の段差が座るのにちょうどよく、ここに座っていると落ち着く。なんだかんだでお湯は貸切風呂の方が良かった気がする。