子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 温度は適温の浴槽あり
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッドなし、混浴は脱衣所男女別、貸切風呂あり
子連れ家族のための温泉ポイント
何このサラッサラ感。この温泉やばいわ、まずいわ、いやまずくはないか。
三之亟がまず読めない。読み方がわからない。んんん?なんて読む?「三のきわみ」?絶対そう読むやついると思う。二重のきわみじゃないんだよっ。
しかも公式サイトを見ても清々しいまでにふりがなを振っていない。昨今はキラキラネームな宿名も多いが、普通読めるだろうレベルでもわざわざ後ろに括弧書きでふりがなをふるところも多いというのに。
三之亟の読み方は判らなかったとしても、三之丞と書いてあれば検討もつく。亟は「じょう」で、三之亟で「さんのじょう」。
10時から立ち寄り入浴可だというのでその三之亟に行ってみたのだが、この日に限って午後からだった。そこで瀬見温泉の喜至楼、せみの湯、赤倉のゆけむり館とはしごして再び戻ってきた。今度は入れるだろうか。
大丈夫だった。入口に日本秘湯を守る会の提灯。いかにもという雰囲気だ。
お風呂は岩風呂、露天風呂、ひょうたん風呂とある。それぞれ時間により男女入れ替え制。岩風呂のみ日帰りの時間帯は混浴、ひょうたん風呂は宿泊者は貸切に出来る。
さて、三之亟に来たら入るべきお風呂は岩風呂。何故ならここだけ源泉が違い、しかも足下湧出泉。しかし男性が何人か入っていたため、ゆっくりはできず、ほぼ記念入浴に終わってしまう。
岩風呂は深湯、中湯、高湯と三つの浴槽がある。深湯が一番熱くて真ん中が普通、高湯はちょっとぬるめだった。
お湯は無色透明。にゅるにゅるする感触はなく、ひたすらするする滑る。
ひょうたん風呂は少し熱めのお湯で、底に砂みたいなサラサラの沈殿物があるが、浮いている湯の花はない。
一番面白かったのは露天風呂へのアプローチ。迷路みたいなの。表示に従って進むと休憩室みたいな倉庫みたいなやけに広い部屋に出て、そこから、えっ、ここ?というドアを開ける。その後がまた難しい。まさか鋭角に曲がらなければならないとは思わず進み、露天風呂の入口じゃなくてPRIVATEと書かれたドアの前に出てしまったり。
やっと到着した露天風呂は妙に手作り感があった。それに全体的に屋根があって、本当にこれを露天風呂というのか??と最後まで思った。なんかいろいろ面白い。
露天風呂のアプローチは動画がわかりやすいかも。